介護士の一日ルーティン日記 【ショートステイでの一日を語る】
介護士の一日ルーティン日記
このごろはやりの「VLOG」とかお尻の小さな「一日ルーティン動画」(意味不明)とか、こっちを向いて書いてみます。
だってなんだか、だってだってなんだーもー。(書いたことないなーと思って)
朝
特養からショートに移りましたが同じ施設の介護でもイメージは大きく違います。
個人個人の時間に合わせやすいのがショート、ある程度こちらがつくる一日のペースにならってもらうのが特養って感じです。
なのでこの日は早出だったのですがモーニングケアを手伝う人は1人。
若干手伝うとかうまく声掛けして手順を間違えないようにするとかはありますが圧倒的介入の少なさ。
だからこそみなさんの時間にこちらが合わせやすいということですけど。
朝食の用意もできるとそろそろと食堂に集まり始めます。
ちなみに朝食は「米飯」と「食パン」と「菓子パン」から選べるのですが、米飯:食パン:菓子パンの比率は2:7:1ぐらいです。
ほとんどが食パン。
それでいてほとんどの方がコーヒー好きです。
もはや日本人にも南米イズムが日常に浸透していることを長寿やまとなでしこの嗜好から知るという皮肉なのかなんなのかとか訳わからんことを考えていると次第に入所の方が来られます。
だいたい午前に3〜6人程度来られます。
その合間にラジオ体操をしたりみんなで遊べるクイズやゲームをしたりという感じ。
この日は私の考えたクイズ大会をやりました。
頭の体操。
私は合間の時間ができると利用者の方のバックボーンをよく聞きます。
「生い立ち」とか「子ども」とか「どんな仕事していた」とか「子どものころの話」とかめっちゃ聞きます。
そのなかで意外?に多く聞かれるのは「これだけ生きてこられて幸せな人生や」という発言です。
みなさん長生きすると日常の幸せを噛みしめていい人生になるようです。
逆に大変な人生だったと言う人は少ないです。
が、「昔は大変だったみたい」と家族さんとかケアマネさんから聞くことが多いです。
みなさん大変だったことは自分で語らないことが多いようです。
それがまた「大人の渋さ」を醸し出していてすごくいいなーと感じます。
昼
そんなこんなで過ごされる方が集まると昼の用意。
昼ごはんもしっかり食べられて小休止。
その後は早出の人がお風呂担当ですがそれ以外の人は午前に引き続いてレクリエーションの時間があります。
この間は「新型コロナウイルスの科学的な説明と防止策や近況」をテーマにみなさんへ共有しました。(私じゃないですが)
やはり「新型コロナウイルス」の関心は非常に高くて連日のニュースをみては「怖いねー」とか「施設で感染するのが怖い」という方もいます。
その影響で利用を見合わせている方も少なくありません。
そんなこんなでレクリエーションをお開きにしておやつの時間。
早出はこのあたりで業務終わりが通例。
午後は帰られる人も3〜6人おられて夕食時はがらーんとすることもたびたびあります。
私はにぎやかなほうが活気あって好きなので利用される方の少ない日は寂しいです。
おわりに
っていう感じが介護士のなにげない日常でした。
ほんとに何気ないですがこうして何気なく過ごせることも幸せなのだと書いていて思いました。
介護士を目指している方や介護業界に興味ある方はこんな感じで一日まわっていくよーと知ってもらえれば嬉しいです。