takahiro121jpの介護ブログ

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介護は目的をもっておこなうべき? 【自分が取り組むことの目的】

介護は目的をもっておこなうべき?

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介護は仕事でみると「毎日のルーティン作業がほとんど決まっている」仕事です。

なのではっきり言ってしまえば慣れるとほぼ思考なしで終えられてしまいます。

これはいい面でもあると思うのですが、思考をしていないことに気づきにくかったりもするので一度プロモーションしておこうと思います。

 

介護は目的をもっておこなうべきだと思う理由

私は日々の業務にしっかりと目的意識を持って取り組むほうが自分のためになると思っています。

 

今の環境でずっと居続けるとは限らない

理由の1つ目が「今の環境でずっと居続けるとは限らないから」です。

 

もし自分がこの先定年まで環境を変えずに生きていくのなら今の取り組みをそのままルーティンしていけば問題なく社会人生活を終えられるかもしれません。

が、介護業界はかなり変動が激しいです。

 

それこそ一つの事故やトラブルが経営を大きく傾けてしまうこともおおいにあります。

介護はほんとに現場の事故が事業運営を変えるし避けては通れません。

なんせ人が生活する場所ですから。

 

しかも働く側だって変わりやすい。

ということは今の業務がガラッと変わる瞬間はいつ来てもおかしくないということ。

 

だからこそ「今の自分の取り組みはなんのためにしているのか、どういった目線で何を達成しようとしているのか」をはっきりさせておけばどの環境に行ったってその方針を貫くように仕事できますし、まわりや新しい環境へのアピールポイントにもなります。

 

自分の成長をわかりやすくするため

 理由の2つ目が「自分の成長をわかりやすくするため」です。

 

同じ作業の繰り返しは自分のスキルの達成度や熟練度をわかりにくくしてしまいます。

自分の取り組みの目的を決めておいて、それに沿った判断基準をいくつかつくってみる。

その中で達成できたこと、できなかったことを毎日振り返ったら自分の介護を客観的に評価できます。

 

そのことがモチベーションにもつながるし、仕事をするうえで目的意識があるということをはっきりまわりにも主張できます。

 

目的意識がなくても悪いわけではない

そしてこのこともお伝えしたいのですが、「目的意識なく働くのは悪いというわけではない」ということです。

なんていうか具体的に説明しづらいのですが、「目的意識なく働ける」のも組織においては一定数必要な人材だと思うからです。

むしろ仕事の目的なんて持ちたくないとか考えずに仕事したいっていう人もいると思いますし、そんな人でも人の役に立てるように仕組みが作られているのはとても良いことだと思います。

 

現場の人の意識は?

そして私が感じる現場の介護士の目的意識の高い低いはどうなのかというと「圧倒的に目的意識を感じない人」が多いです。

ああこの人はちゃんと目的を持って介護してるなーって思う人は10人いて1人2人だと思います。

まあ環境にもよるでしょうが。

 

ちなみに私は「利用者の喜びと安心にコミットする」というのを日々の介護の目的にしています。

達成基準もいくつかつくってます。

 

まとめ

現場で働く人は目的意識自体に考えが及びにくい環境だと思うので一度こうやって提唱してみました。

ぜひとも一度自分の介護の目的について考えてみてください。

そこから違うやりがいを見つけることもあるかもしれません。