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チームは生産性を重要視すべき話 【やる気を削ぐ風習はNG】

チームは生産性を重要視すべき話

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介護はいわずもがな「チーム仕事」です。

今回はそんな集団組織での行動や風習を見直して生産性をあげましょうという話。

 

集団で必要とされていることを理解する

チームプレイの仕事ではまず「自分の役割」をしっかり知っておくことが大事です。

自分はチームの中でどんな立ち位置なのか?

自分のチームでの強みは何なのか?

自分はどう振る舞うべきなのか?

これらをしっかりわかっておく必要があります。

 

自分の行動の目的や理由をわかっているか

現代の介護は「統一性」が求められる仕事です。

しかしそれは「思考の停止」と表裏一体だったりします。

決められた仕事をこなすことでニーズを満たす仕組みがつくられているということはある意味経営者の功績です。

それにのっとって我々が労働で価値を提供するのも経営者の構想に必要ですが、「自分の行動の理由」を理解する意識はつねに持っておかなくてはいけません。

 

なぜなら「その環境だけで生きていける保証はない」からです。

今の環境の常識は他の環境で通用しなかったりします。

だから「自分の行動の理由や意味」は自分で説明できるように理解しておかなくてはいけないわけです。

 

逆に「自分の行動を自分で考えて決める」意識がある人はどんな環境でも適応できます。

なぜなら必要なことをしっかり考えて理解するクセができているからです。

 

介護は思考停止に陥りやすいかも?

現場では「みんなこの作業は理由や意味をわかっておこなっているのか」と疑問に思うことがあります。

介護は統一性が求められますから「人の指示」を聞いて行動するだけでも最低水準はこなせてしまいます。

もちろんそれは「介護のいい面」でもあります。

いろんな人が働き手として人の役に立てるのは私個人的にもすごく喜ばしいことだと思っています。

 

ただ、「自分で考える力」が育たないと他の環境で困ることもあるかもしれないと思いますし「自分で考えて他人に価値を提供できる人」の芽を摘んでしまうのはあまりにもったいないとも思います。

 

思考停止がダメだと言っているのではなく、それをできるのにしなくても大丈夫な環境はもったいないなーと思うのです。

 

常に自分の行動を自分で考えるクセをつけよう

というわけで結論は「常に自分の行動を自分で考えるクセをつけよう」ということです。

「みんなやっているから」とか「私が決めたことじゃないし」と自分の行動に考えや責任をもたないのは自分にとって成長の妨げになるし、仕事での生産性はあげられません。

 

もちろんチームでの悪い評判やウワサ話も注意すべきです。

みんなが悪口を言っているからといって自分も参加しようとせず、自分が悪口を言う意味をしっかり考えましょう。

人は評判を気にする生き物ですから、悪いウワサが立ちやすい環境だと新しいチャレンジをする人は減っていきます。

でもそれって生産性は上がりますか?

チャレンジする姿勢を褒める環境のほうがみんなどんどんと新しいアイデアを出してくれるでしょうし、そのほうが個人個人の生産性は上がっていくのではないでしょうか。

 

ただ、「ひとりで規範を逸脱した行為を抑制する」という意味ではウワサ話がされる環境も意味あるものかもしれません。

ようはバランスですね。

 

まとめ

自分の行動は自分で考えて決めるクセをつけましょう。

どこにいっても生きていけます。