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介護は「感情」との向き合い方の仕事 【感情のコントロールが介護のコツ】

介護は「感情」との向き合い方の仕事

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実はこの話は何度も繰り返しています。

それぐらい私の実感として大切なことだと思っています。

それは他の仕事にも通ずることだと思いますが、介護はとくに「感情」との向き合い方が寛容だという話。

 

感情のコントロールが介護のコツ

結論は「いつでも上機嫌、悪くても平静の状態を常に意識しましょう」です。

なぜなら「感情は相手に移るから」です。

 

心理学用語で「情動感染」といい、人はまわりの他人の感情に引っ張られる性質があります。

上機嫌な人と向き合えば自分も気分が上がりやすく、ネガティブな気分の人といると自分もネガティブになりやすいということです。

 

そしてこれは集団になるとより大きい力になっていきます。

私の経験上、常に忙しそうにしている介護士が一人で勤務しているところにいくとまわりも忙しそうにしていたり疲れたようにため息をつきながら仕事している介護士が勤務しているところはなんとなく利用者の雰囲気もまわりの介護士の雰囲気も曇っているような気がします。

あくまで個人的に思っただけですが。

 

ただ、介護するにも一緒に仕事をするにも上機嫌でいてくれる以上に自分も頑張れる環境ってないと思います。

つまり自分も上機嫌で現場にいることはそれだけで大きな意味があるということ。

 

ならば常に笑顔でいましょう。

難しいですが大切なことだと思います。

 

上機嫌でいるには?

 ここが難しいです。

ほとんどの人がそうだと思いますが、たぶんそんなに楽しいことや嬉しいことが連続で起こらないからです。

ではどうするかというと、「ネガティブな言葉を使わない」ことと「楽しかったことを思い出す」です。

 

「ネガティブな言葉を使わない」これだけでも相当変わると思います。

なぜならネガティブな言葉を使わずに不機嫌でいることはけっこう難しいからです。

騙されたと思って一度やってみてください。

自分で自分のしていることに笑ってしまいますから。

 

あとは「楽しかったことを思いだす」です。

これはできれば「いつ思い出しても笑顔になってしまうぐらいの記憶」であればベストです。

私は今思いついただけでも50個ぐらいあります。(たぶんもっとある)

もし気になるならお教えしますが、たぶん聞いても笑えないものが多いと思います。

なので大切なのは「自分にとって笑える出来事」であることです。

もし仕事で「ああ、自分笑ってないな」と思ったら即座に思い出し笑いしてみましょう。

ただしTPOはわきまえましょう。

 

まとめ

笑う門には福来る

これは介護における定理でもありますよ。