takahiro121jpの介護ブログ

介護の現場で働く介護士が福祉の現場を切り開いていくプログ

福祉施設を開業するために必要な資格、人員要因について(無資格での施設長編)

福祉施設を開業したい!

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福祉施設で働く方は誰しもが現場への意見を持っていて、自分の内なる声と闘いながら日々勤務に当たっていることが大なり小なりあることと思います。

私の場合はおそらくですが比較的思うことが強いほうでして、将来的には独立して福祉施設を開業することを目指しています。

もちろん個人経営するにしても自分の意向を完全に実現できて悩みがなくなることは難しいと思いますが、「自分で施設をつくる、もつ」ということをもっと選択肢に含めてもいいんじゃないかと思います。

 

「なんとなく開業して経営って難しそう」「資金が必要だし将来が不安定」ってイメージで企業に勤めることを第一に考えてしまうのが一般的だと思います。

なので実際に調べてみたので参考にしてもらいしつつ、なによりも「起業すること」を就職することとおなじ選択ラインで考えてみてほしいと思っています。

人生の選択肢は広いほうが得だし、それ自体が生活をさらに安定させます。

 

デイサービス

・施設長:1名(常勤) 必要な資格:なし

 

生活相談員:1名以上(常勤) 必要な資格:社会福祉士または社会福祉主事または精神保健福祉士

 

・機能訓練指導員 :1名以上 (常勤) 必要な資格:看護師または准看護師または理学療法士または作業療法士または言語聴覚士または柔道整復師またはあん摩マッサージ指圧師

 

・看護職員:1名以上(常勤) 必要な資格:看護師または准看護師

 

・介護職員:利用者15名までは1人(常勤)、16名以上は利用者が5名増えるごとに1人必要 必要な資格:なし

 

施設の規模によって必要なスタッフ数が変わりますが、基本的に日中のみの仕事なので生活のリズムが崩れにくく子育て中のスタッフにも働きやすいのが長所といえます。

有料老人ホーム

介護付き老人ホームの場合のみ

・施設長:1名(常勤) 必要な資格:なし

 

・ケアマネージャー:1名(常勤) 必要な資格:ケアマネージャー

 

生活相談員:1名以上(常勤) 必要な資格:社会福祉士または社会福祉主事または精神保健福祉士

 

・機能訓練指導員 :1名以上 (常勤) 必要な資格:看護師または准看護師または理学療法士または作業療法士または言語聴覚士または柔道整復師またはあん摩マッサージ指圧師

 

・看護職員:1名以上(常勤) 必要な資格:看護師または准看護師

 

・介護職員:おおむね利用者3名につき介護職員1名必要。詳細は(要介護の利用者+要支援の利用者×0.3)÷3 < (常勤の介護職員+非常勤の介護職員×24÷週の労働時間)であれば基準を満たす⇒こちらで確認できます(一般財団法人 友愛会)

 

訪問介護

・施設長または管理者:1名(常勤) 必要な資格:なし

 

・サービス提供責任者:1名以上(常勤) 必要な資格:介護福祉士または看護師または准看護師またはホームヘルパー1級または現場経験3年以上のホームヘルパー2級

 

訪問介護員:常勤換算で2.5人以上(サービス提供責任者含む) 必要な資格:介護福祉士または介護職員基礎研修課程修了者またはホームヘルパー1級か2級または看護師または准看護師

 

まとめ

今回は特別な資格なしで施設長になって開業できる施設を紹介しました。

規模は小さくても仲間と「介護」をつくっていきたい人にはおすすめです。

開業資金は規模によりますがデイサービスと有料老人ホームは少なくても1000万ほど必要みたいです。

訪問介護は事業所を借りてしまえばすぐに開業できます。

必要な設備が整った(または整える)物件を探してみてもいいと思います。

次回は資格が必要な施設を紹介します。