海外の介護事情ってどうなってるの? 【ヨーロッパは介護の関心高い国】
海外の介護事情ってどんな感じ?
海外の介護事情ってあまりなじみがないですよね??
実は医療の制度から日本とはまったく違ったりします。
今回は介護の発展がめざましい海外諸国を紹介。
ヨーロッパは介護先進国
こちらのページに詳しく情報を載せてくれています。↓
海外の介護事情をのぞいてみよう!世界の介護がこれから目指すもの
基本的にスウェーデンやフィンランドなどヨーロッパ諸国は介護に対する国の関心が高く、制度やインフラも詳細に整備されているようです。
まず公的にサービスを利用する際の費用負担額が違います。
このページによると、スウェーデンでは最大3万円弱で介護サービスを受けられるようです。(スウェーデンにはなぜ「寝たきり老人」がいないのか 週刊現代より)
というかスウェーデンは社会保障が手厚く、大学まで学費がいりません。
社会保障で賄います。
そして医療費も18歳未満は無料。それ以上は診察費13000円、薬費30000円までに抑えられるようです。
かわりに税金が高いです。(当然ですが)
消費税なんかは25%です。(タイムリーなことに日本も今月から8~10%に増税しました。)
高福祉の代わりに、「高負担」でもあります。
・消費税25%
・社会保険料7%
・上記合計が最大で87%にも及ぶ
(世界の介護事情(スウェーデン)①|求人・転職サイトで介護職探し!J子とU子日記さんより)
日本とヨーロッパで大きく違う介護福祉観
日本では親と子供の同居は一般的です。
が、ヨーロッパでは高齢であっても親の独居が一般的です。
そしてヨーロッパでは「在宅介護」へのこだわりが強いです。
スウェーデンにはなぜ「寝たきり老人」がいないのか(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(3/5)
このあたりの介護観、ひいては人生観も大きく違ったりします。
「チューブをつないででもできる限り永く生きてほしい」と思うか「無理に命を引き延ばすのは間違った死生観だ」と思うか。
なかなか難しいですね。
東南アジアでは日本人スタッフの求人もある!
介護の進んだ制度を直接学べるのなら、現地の求人に応募すればいいんじゃないか?と思って調べたのですがスウェーデンは見つからず。
でも東南アジアならありました。
【オープニングスタッフ!】 求む!介護経験者 – タイバンコクでの求人求職はパーソネルコンサルタント|Personnel Consultant
でも介護って海外展開していくのに向いていないような気がするのですがどうなんですかね?
国の文化の違いで意見とか介護観がぶつかりまくるような気もする。
それなら海外研修でいいところを持ち帰って現場で生かすほうが現実的じゃないかなーとか調べながら思いました。
逆に日本での外国人の求人はおおい!
こちらのサイトだと介護以外の仕事も出てきますが、派遣など含めるとけっこうあります。
介護で人の生活に根差したい方はぜひ活用してみてください。
ちなみに私の職場にもひとり外国の方がいらっしゃいます。
笑顔で仲良く働いてくれていますよ。
これからの介護制度の変化にも関心を向けていく
まだまだ課題が多く、制度も大きく変わっていくであろう介護福祉制度。
税金や利用できる条件など、家族や自分のためにもしっかり知識を収集しておきましょう。(とくに介護関係の仕事をしている方)