最新の高齢者と福祉の事情レポート!【介護ニュース JOINTさんより】
高齢者の人口、過去最多を更新 75歳以上は1848万人 全体の7人に1人に【介護ニュース JOINTさんより】
敬老の日にちなんだニュースで上記の記事が挙げられていました。
どんどんと高齢化が進んでいます。
ただ、現役で働いている方も多くて
2018年の働く高齢者の人数は862万人。前年から55万人増えて過去最多を更新した。増加はこれで15年連続となる。(上記記事内の文より)
とのことです。
高齢者も元気で働ける社会をつくっていくのも福祉の一環として大事だなと思いました。
そして100歳以上の人口に関する記事も挙げられています。
100歳以上の高齢者、初めて7万人超える 49年連続で増加 厚労省
厚生労働省は13日、100歳以上の高齢者の人口が全国で7万1238人にのぼったと発表した。7万人を超えたのは初めて。
前年から1453人増えた。増加は49年連続。男女別にみると、全体の88.1%にあたる6万2775人が女性となっている。(上記記事内の文より)
これもすごいことですね。
とくに女性は長生きの方が多いです。
私の施設も全体の8割が女性です。
「人生100年時代」と言われますがもう遠い話ではないですね。
だからこそ長期的な視点に立った人生設計を考えましょう。
そこでこんなシステムも登場しています。
富山市、認知症の徘徊事故に備えて保険を導入 最大1億円を補償 10月から
最近は車の運転事故なんかにも聞かれるように高齢者の事故と保険に関するシステムが整備され始めています。
こういった高齢寿命に則するサービスもどんどんできてくるのではないでしょうか。
それと同時に高齢していくなかでの自分や家族のあり方も考えていくべき時代が来ているかもしれません。
もはや年齢を重ねていくことは自分ひとりの事情ではなくなってきています。
そんななかで介護に関する人手を増やす取り組みは必要性を増していくと思われます。
介護福祉士の養成校、外国人が倍増 入学者の3割に 定員の充足率も上昇
前年度の1142人から2037人へほぼ倍増。入学者全体に占める割合は29.2%と約3割に達した(前年度:16.7%)(上記記事内の文より)
外国人の人材もどんどん現場に育てていく方針ですね。
グローバル社会は島国である日本すら取り込んでボーダーレスなナショナルリレーションシップを形成しつつあります。(何言ってるか自分でもわかりません笑)
まあ要するに令和は国境がなくなっていろんな国の人と交流していくでしょう!ってことです。
外国人労働者が増える一方、もう一種の担い手といえるこちらのニュース
ケアプラン点検に人工知能を活用 ケアマネとAIのプランを比較 神奈川県
AIの現場導入についてはいずれ実現していくといわれています。
この記事では「ケアプランの制作点検にAIを活用」という内容が書かれていますが、実験の結果を出してゆくゆくは全国に広げるつもりの取り組みのようです。
今現場に導入されているITテクノロジーとしては「日常の記録ケース」はすべてネットのテクノロジーで管理しています。
利用者のカルテや既往歴なんかも一応紙の資料もあるんですがネットデータベースで管理しています。
いよいよAIが現場の業務に参入してくる時代ですね。
ケアプランといえばケアマネージャーですが、それに関する記事はこちら
「国家資格については、役所側からもう法案を出さないという国のルールがあります。私が厚労省に入った頃は違いましたが、国家資格がどんどん出来たこともあってやめようという話になりました。
つまり、ケアマネを国家資格にしようとすれば議員立法しかなく、政治的な動きが必要となります。職能団体の総意とか組織率とか、そうしたベースが整っているかどうかが問われてきます。これはまさに協会が大きな課題として議論し方針を定めて頂くテーマ。一致団結してやるんだということになれば、あとはそれをぐいぐい進めていくだけだと考えます。
ケアマネの役割は非常に大切で、個人的には国家資格にふさわしいものと思っています。役所としては側面的なサポートならできます。ただ厚労省自体が国家資格化の法案を出すことは、政府全体のルールもあって難しい状況にあるんです」(大島一博老健局長の発言 上記記事内より)
これめっちゃ思ってました。
介護福祉士は国家資格なのにケアマネはなんで国家資格じゃないんだろうって。
どうやら国家資格をつくる際のルールが変わったことでこの状況があるようです。
介護福祉士の私からもぜひケアマネを国家資格にしてあげてほしいと望みます。
あとケアマネの実務条件減らせたら減らしてあげてほしい・・・研修とか(小声)
参考:ケアマネの研修時間
まとめ
AIの技術革新も目覚ましくどんどん現場に近づくと思われます。
これからは外国人労働者×日本の若者×AIという三位一体の構図が出来上がりそうです。
今後も動向に目が離せない介護福祉業界!
高齢者との素晴らしい未来をつくっていけるよう精進します!
まずは私が身近な人の力になれるようできることをしていきます!