介護を続けられる限界について 【身体が資本の仕事は常に注意】
介護を続けられる限界について
介護は身体が資本の仕事なのでくれぐれも無理しないようにしましょうとは言い続けているのですが、実際に続けられるのは何歳ぐらいが目安なのか?
今後のキャリアデザインも含みつつの考察記事を書いてみます。
現場では何歳の人が介護士として働いているか
職種別 介護業界の平均年齢は? | 介護求人ナビ 介護転職お役立ち情報
こちらのサイトによると訪問介護員で平均54.3歳、施設の介護職員で平均45.1歳となっています。
私の職場でも50代後半の方が実際に現場で勤務していますし、非常勤なら今年60歳の方もいます。
ただやはり体力仕事なので身体の辛さはどうしても付き合い続ける問題みたいです。
そして私自身もこの先現場で介護を続けるのは難しいかもしれないと思っています。
体力的な問題もありますがなにより「いつ身体を悪くするかわからない」からです。
キャリア的には事務職もできるよう資格を取るのもあり
わかりやすい例でいうと「ケアマネージャー」ですね。
介護士からの王道ルートとしては今も健在です。
やはりケアマネの資格をもっていればもし腰を悪くしたとしても事務職として働くことが可能です。
こういった仕事選択の幅は大きな強みにもなりますし、仕事の安定という意味でも目指すのはいいと思います。
他には「生活相談員」という手もあります。
一応社会福祉士の資格が必要な業務ですが、施設によっては資格取得を目指す意志があれば現場で経験させてもらえます。
移動する機会も多いですが、現場よりは身体の負担を減らせそうです。
あと何気に「訪問介護員」もいいと思います。
平均年齢が施設より10歳ほど高いことも示しているように、わりと高齢になっても働きやすい仕事形態だといえそう。
とはいえ事務職よりはやはり身体の負担はありつづけます。
施設を経営する側になる
これは一応私が目指している道ですが、経営者にまわるという手です。
自分が働いていただけあって仕組みとか現場の気持ちとかがわかるでしょうし、その方面のケアもしやすいと思います。
ただある程度のお金の余裕と人脈と理解者や協力者などの環境が必要です。
ネットで稼ぐのもありかも
これはハードルが高いかもしれませんが「在宅ワークで稼ぐ」のもひとつの手段です。
ただそれなりの稼ぎを目指すにはかなり努力が必要です。
ただ力を使った労働は避けられます。
まあそれなら違う事務職でもいいんですけど、雇ってもらう必要が出てきます。
ある程度自分で仕事を選べて年齢も融通がきくのはネットの仕事かなーと思います。
これからの働き方をしっかり考えながら働いていきましょう
介護に限らず身体が資本の仕事はどうしても続けていくことが難しくなっていきます。
だからこそ早い段階で将来の働き方をしっかり考えておいたほうが慌てずに済むし生活も安定すると思います。
実際にどういった働き方をするかは別として、いろんな選択肢をもてるよういろんなことを知っておきましょう。