認知症対策にも! 感情が動く習慣を取り入れよう! 【笑い、感動、興奮】
認知症対策にも! 感情が動く習慣を取り入れよう!
人は年を経るにつれて参加するコミュニティが減っていきがちです。
するとどうしても閉鎖的な生活になり感情の起伏がない毎日になりがちです。
今回は「様々なコミュニティに参加して感情が動く習慣をつくっていきましょう」という話。
感情の種類
感情を神経で分類すると「交感神経」と「副交感神経」に分けられます。
興奮状態や緊張状態、日常で活動する際は「交感神経」が優位になります。
これはいわば日常にメリハリをつける刺激の部分で活躍します。
対して完全にリラックスした状態の神経が「副交感神経」です。
最たる例は「トイレのときの心理状態」です。
まさに究極のリラックス状態。
これは刺激をあたえたあとの心をもとに戻す部分です。
我々はこの2つの神経を交互に活性化させて日常を過ごしています。
そしてそれが我々の心身状態を健全に保っています。
しかし高齢になるにつれてこの神経を使う機会が大幅に減ります。
代表的なのが「退職」です。
仕事をリタイヤするとまず仕事関係の人付き合いがごっそりなくなります。
残るのはわずか数人。(例外もあるかも?)
その中からさらに自分と時間を合わせられる人は少数です。
なので仕事関係での付き合いだった人とはほぼ疎遠になると思っていいでしょう。
コミュニティに参加しよう!
なので人とのつながりを保つための結論は 「いろいろなコミュニティに参加しよう!」ということです。
これが最速にして簡単だと思います。
できれば「自分が好きなこと」もしくは「自分が全く知らないけど興味あること」がいいと思います。
「自分が好きなこと」であればまわりの人との話も合いやすいですし知識や技術のレベルによっては教える立場になることもできます。
人に教えるということは頭と身体をはたらかせることにつながります。
いっぽう「自分が全く知らないけど興味あること」ならば教えてもらう立場です。
こちらも勉強しようとして一生懸命頭と身体をはたらかせることにつながります。
そしてなにより「社会に参加している」という意識をもつことができます。
私達はふだん意識していませんがこの「社会帰属意識」というものがなくなると人は自分の存在を認めてもらっていない自念が湧き上がります。
すると生きること自体に後ろ向きになりがちです。
これは独居で生活している高齢者が活力を失っていく大きな原因のひとつです。
まとめ 社会に参加している自意識を保つためにも人とのつながりを獲得していきましょう!
ということで人とのつながりは自分の存在を自分に認めさせるために不可欠です。
なので自分が参加できるコミュニティを探して参加しましょう。
「自分が打ち解けられるか心配・・・」とか「馴染めなかったらどうしよう・・・」と思っている方も大丈夫です!
なぜならみんな同じように心配しているからです。
だからみんなは自分を温かく迎えてくれます。
なのでみなさんは今度は温かく迎える側にもなりましょう。