成長は「速度」ではなく「伸びしろ」で考える 【自分のペースで大丈夫】
成長は「速度」ではなく「伸びしろ」で考える
みなさんは日々成長していることと思います。
もしそうでないと感じる方も焦る必要はまったくありません。
なぜなら「成長の速度は人によって違う」からです。
つまり急激に伸びて行き詰まる人もいればゆっくりでも天井高く伸びていく人もいるからです。
ちなみに私は完全に「ゆっくりペース」のタイプです。
余談ですが30歳にして身長が0.3cm伸びました。(謎)
そんな遅れてきた思春期さながらに伸びる私の身長が表すように私はじっくり晩成していくタイプですし、成長の速度が早い遅いはその人の能力や人柄を評価するものではないと感じています。
ようは「どれだけ伸びるか」です。
今回は「成長」についての話。
結論 「できる人」を演じなくていい
人は自分の評価や見られ方についプライドを高くもってしまう生き物です。
だからこそ「仕事ができる人」みたいに思われたくて「上司がいるときはがんばる姿勢をみせる」とか「入社したてはめっちゃ頑張る」とかいった状況がみられがちです。
でもこれって明らかに自分の本来の仕事に対するスタンスを踏み越えてますよね。
マラソンなら「5km地点ですでにバテバテ」みたいな感じです。
だからこそ「仕事に慣れてくるとそれまでできていたことがしんどく感じる」だとか「人が見ていないところではサボってしまう」とかいった状況になってしまいます。
もちろんモチベーション高くつねに「頑張れる人」もいると思います。
そんな方は例外としても大半の人はこの「仕事がんばれないインターバル」な時期があると思います。
これは「自分の仕事に対するスタンス」をしっかり見つめ直せるタイミングだと思います。
仕事だけでなく人生もですが「日々積み重ねること」はいわば「マラソン」です。
だから「ペース配分」がとても重要です。
自分の仕事に対するスタンスは適正なときにもっとも伸びが最大値をとることは理屈でいっても正しいはず。
なぜなら「急激に伸びてもバテてすぐにやめてしまってはキャリアもそこで終了」だからです。
逆に「もっと頑張れるところをサボったり取り組むべきことが他にあるのにその方向を向いていないと伸びるはずの能力は停滞する」ことになります。
だから結論は
「適切な努力を適切な量積み重ねていけるペースが自分を最大にパフォーマンスさせる」
ということです。
そしてそれは
「成長が速ければいい」
とイコールにならないはず。
という話です。
不器用でも大丈夫。
「自分がするべきこと」や「自分が努力できる範疇」をしっかり見極めていればゆっくり伸びていけばいいのです。
気がつけば最高の自分になっていますから。
気がつけば自分を必要としている人に囲まれていますから。