takahiro121jpの介護ブログ

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うまくいかない状況はもはや平常運転な話 【困りごとがない状況こそ危険かも】

うまくいかない状況はもはや平常運転な話

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みなさんは日々過ごしていて「不快だなー」とか「どうしてあの人はこうなんだろう」とかいろいろ思うことがあるかと思います。

なかには今の私みたいに毎日いろいろと好きなことに取り組むのが楽しくて不満すら置き去りにして過ごせてしまっている特殊タイプもいるかもしれませんが今回私が言いたいのは「不満を感じる状況こそ平常な状態」だということです。

 

誤解のないようにいっておくと「不満があっても我慢するべき」とかいってスパルタな話をしたいのではありません。

 

むしろ逆で、「不満はあるがなんなく過ごせている状況こそ自分に最適な環境である」と思います。

つまり「不満がありすぎてもなさすぎても同じくらい危険な状況かもしれない」という話です。

 

結論 自分の100%思い通りの状況はありえないので妥協点を鑑みて状況判断するべき

考えてみれば当然の話だと思うかもしれませんが「自分の思い通りの状況」はありえません。

なぜなら人はみな感覚が違うからです。

 

自分が正しいと思っていることでもまわりには肯定派と否定派に必ず分かれます。

 

だから自分がいかに理論で構築していかにも不備なくあるべき環境を説明してもそれが完璧に実現できることはほぼ不可能です。

 

人には感情がありますし理解できる能力も考え方も違いますしね。

 

だから「まわりとの感覚のズレがある」という状況は正常な姿です。

もしそうでないなら猛烈に担がれているか自分の分析が間違っています。

 

現状に不満がある人は今の不満が解決しても違う不満が浮き彫りになる

そして現状に不満がある人は珍しくないとしてもそれを呼吸するように愚痴ったりケチをつけたりしては自分にとってもマイナスになります。

 

これは実体験から言えることですが、「現状に不満があるとつねに言っている人」は現状の不満が解消しても別の不満を見つけます。

 

つまり「不満を自ら探してストックしている」ということです。

これは性格によるのか社会的な教育によるものなのかはわかりませんがその特性がある人はわりとどこでも一定数いると思います。

 

人は不満を大きいものから見ていくようにできています。

だから大きい不満がある間は小さい不満が気にならないだけです。

つまり不満自体は探そうと思えばいくらでも見つけられてしまいます。

 

だからこそ「妥協点をみつけて不満がある程度ある状況で落ち着く」ことがもっとも自然な状況であり環境であるといえると思います。

 

不満がありすぎると心身ともにもたないですし、不満がなさすぎると思考する機会が減って環境の変化に適応しにくくなったり今の状況からさらに向上させる術を学びにくかったりします。(まあ個人的にはそれでも不満のない人生ならいいかなーとも思いますが)

 

現状に不満があるといってがんばれているあなた!

たぶん大丈夫です!

不満があるのは人生うまくいっている証拠ですから。