takahiro121jpの介護ブログ

介護の現場で働く介護士が福祉の現場を切り開いていくプログ

介護とは? 【自分が一日8時間かけてつくっているもの】

介護とは?

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今日ふとこんなことを言われました。

「今介護をやめるとしてどう思う?」

 

私の答えは

「未練タラタラです」

 

そして

「じゃあ何に未練がある?」

 

そう言われて言葉に詰まりました。

 

なんていうか自分のなかでは感覚としてあるものです。

しかしそれを具体的に説明できないのです。

 

そのことに気づいたときに「しっかりと自分のなかで具体的に説明できるよう明瞭化したい」と思ってけっこう考え込みました。

 

今回はそんな「個人の介護感」に関するお話です。

注意※あくまで私個人の私感です。

 

結論 介護される人から選ばれるような幸せで穏やかで安心できる生活をつくる

とりあえずなんとかかんとか自分の中でひねり出した現在の結論は上記です。

その内訳は

「介護される人から選ばれる」→介護を必要とする人は現場で環境や施設を選ぶ権力が弱い。

そのために介護する側はサービスの質に関係なく仕事として給料がもらえる状況にある。

それも介護の質を向上しにくい原因かと思われるが理想を言えば「介護される側が好きに選べる状態で選んでもらえるようなサービスを提供できる施設や介護」こそ資本的な価値のうえにたった介護という仕事だと思う。

 

「幸せで穏やかで安心できる生活」→私が個人的に介護される人の求めていると感じる3大項目が「充実」「穏やか」「安心」だと思う。

そのうち私個人がすごく言われることのなかで「穏やか」と「安心」がある。

なのでこの2つの項目を軸に幸せをほんのりとでも感じられる生活がつくれればいいなと思う。

 

「介護」という正解のない仕事の答えを探すのも仕事のうちだと思う

そしておそらく「介護」という仕事は抽象的なゴールを目指してつくっていく性質があると思っています。

なぜなら「人相手のサービス提供」の仕事だからです。

 

人相手ということは人によって好き嫌いや得手不得手やできるできないが違います。

そして性格嗜好も違います。

 

だから「具体的にこうすれば幸せになれる明確な方法」がありません。

だからそれを自分なりに探していくのが介護だと思います。

 

介護は正解がないからこそずっとそれを自分なりに探求していく必要がある。

それも仕事なのかなーと感じました。

 

なぜわざわざ自分の介護感をひけらかすのか

そしてなぜわざわざ私がネット上で自分の介護感をひけらかすのかというと理由は2つあって

①他の人の介護感も知りたい

②私の感覚に似た人と出会いたい

この2点です。

 

①は自分の視野を広げることになると思いますし、②はゆくゆくは自分だけの最高の介護チームをつくるうえで同じ志に向かって走っていける仲間を探したいからです。

 

もし介護関係の方がこの記事をご覧になった暁にはぜひとも「私はこう思う」ということをお知らせ願いたいです。