他人にコミットする 【人生を豊かにするコツ】
他人にコミットする
みなさんは自分の価値をどのように測りますでしょうか?
もらっている収入だとか社会的な立場とか、あるいはまわりからよく言われる自分の正確だとか。
いろいろあると思いますが共通点は「どのように他人の役に立てるか」だという点です。
つまり「いかに他人の役に立てるか」を考えればおのずと自分の需要は高まります。
今回は「社会的に自分の価値を創造する」話。
結論 人に与することで人から返ってくる
これがシンプルにして極めるのが難しい思考です。
「先に与える」ということです。
人はどうしても自分がすることに見返りを求めてしまいます。
これが「先に与する」ことのハードルを上げてしまいます。
なのでここを攻略すればかなり人に先に与えられる人間になれます。
そのためには「人に与えている」という意識を消すことが有意義だと思います。
人に期待しない
「人に期待しない」 ということは悪い意味にも聞こえるかもしれませんが、「見返りを求めない」という意味ではとても有用です。
人がもっとも不快な瞬間って「期待を裏切られたとき」だと思います。
たとえば誕生日を祝ってあげた相手が自分の誕生日を祝ってくれないとなんだかショックですし「次は祝ってあげないでおこう」という思考になりがちです。
この気持ももよくわかるのですが、逆に言えば「自分がされることのありがたみや裏側の気持ち」って自分にはわからないことが多いです。
そんなつもりはなくとも相手の気持ちを裏切ってしまっていることもありますし、逆もしかりです。
なんだかわからないうちに相手が不機嫌になっていて、どうやらその矛先は自分らしいなんていう状況もままあります。
「見返りを求めず、期待をせず」に「相手に与する」には?
大きく2つの基準を自分につくることが私の提唱する方法です。
それは相手に何かをしてあげようとするときに一度立ち止まって考えてみて、
①もしリアクションがなければ悲しみや怒りなどの負の感情が生まれると想像できる
②相手のためだけではなく「自分のためになっている」部分がまったくない
この2点を満たしていないなら実践してあげていいと思います。
おそらくリアクションがなくても気にせずにいられると思います。
逆にどちらか一方でも当てはまるなら実践しないほうが賢明です。
おそらくですが相手からの反応を期待してしまっていますし、それが裏切られると引きずると思います。
ポイントは②の「自分のためになっている」部分をつくってあげることです。
たとえば「相手の誕生日に誕生日プレゼントを渡す」だとします。
そのときに「もしプレゼントを渡して喜ばれなくても、違う人に渡すときの参考にできるから自分にとってもやる価値はある」とか「誕生日を覚えていることを印象付けられるなー」とか。(ちょっと下心が強いですが)
あるいは「前に違う人からもらったものだけど結局使わないことになったからプレゼントとして渡して使ってもらおう」とか。(けっこう失礼ですが)
もしかするとあまり褒められた心理ではないかもしれませんが、プレゼントを渡したのに喜んでくれないことで怒ったり拗ねたりするよりはマシだと思います。
まとめ 「喜ばれて当然」はイチバンだめ!
相手に「こう思われて当然」だという発想は一番嫌がられます。
なぜなら「頼まれてやっているわけではないから」です。
そのことを考えながら相手のことを慮れる人こそ人から信頼される人です。