介護は「生き方」について考察する機会が多い 【生き方を多角的に考える】
介護は「生き方」について考察する機会が多い
先日に看取りに立ち会う機会がありまして、ふと感じたのが「介護はもしかして他の一般的な人より人生や生き方について考える時間が多いんじゃないか」ということです。
なので今回は「介護士が人一倍考えた生き方論」についてのお話。
結論 後悔ない生き方をしましょう
まず結論は「後悔ない生き方をしましょう」ということです。
当たり前のようですがこれってけっこう難しいです。
なぜ難しいかと言うと「人は世間体や社会のしがらみのなかで生きている」からです。
もし自分ひとりで生きていける世界ならむしろ確実に生きたいように生きているはず。
それを邪魔している原因があるとすれば「他人の目」です。
しかし確かに完全に無視して生きていくのは難しいと思います。
ここで考えてほしいのは「明日死ぬとして、今までの生き方を後悔しないだろうか?」ということです。
つきなみな言い方になりますが。
もし今の仕事や人間関係に満足していて問題がなければオッケーです。
問題は「現状のグチをついついこぼしてしまっている日常を生きている」場合です。
人間関係にしろ仕事にしろ、自分で決められる範囲はだいぶ広いと思います。
特に現代は。
今我慢しているなら迷うことはありません。
手放しましょう。
そしてそれはおそらくあなたが持っているべきではないものなのかもしれません。
無理して生きて手にする日常にどれほど価値があるのかを今一度しっかり考えてみてもいいと思います。
私の場合は「人間関係」を手放しました。
手放したというより無理して他者と関わることを完全にやめました。
昔はコミュニケーションにコンプレックスがあったので、社会人になってからは少し頑張って人と仲良くしようとした時期もありました。
が、それってやっぱり続かなかったですね。
無理して仲良くしてしまうとずーっと無理しないといけなくなります。
その反動からか今はほぼ自分から交流することはありません。
ほんとに必要最低限って感じですね。
でもそれが自分にとってもっとも心地よいと感じていますし、それがベストなのだと革新しています。
それにもしこの現状に問題があるならそのときはそのときにできること、手を尽くせばいいと思っています。
もし明日人生が終わるとしても、まったく後悔はありません。
人に恵まれたいい人生だったと思えると確信しています。
思っているより人生は短い
みなさんが思っているより確実に「人生は短い」です。
はっきり言うと体感での時間は「20歳まで」でちょうど半分です。
つまり今すでに20歳以上の方は折返しを過ぎています。
これは実際に体感している方も多いのではないでしょうか。
明らかに昔より1日、1ヶ月、1年が早く過ぎていきますよね。
人生に余裕な時間はないと思って生きてみてもいいかもしれません。
まとめ
- 明日死ぬとしても後悔ない生き方を意識する
- 人生は短い
- 人生の後年は楽しみや刺激より穏やかで静かな毎日がもっとも心地よい(これについては今度また考察して記事にしたいと思っています)