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仕事との向き合い方 【お金ばかりが人生じゃない】

仕事との向き合い方

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介護は楽しいです。

学びもたくさんあります。

ではラクな仕事かと言われるとそうとはいえません。

なぜなら身体が資本だからです。

 

ある意味では自分の体力や筋力を消費してお金に替えていると言い換えれるかもしれません。

だからこそ「仕事をする意味や目的」というものをしっかり決めて取り組んでほしいと思っています。

今回は「仕事に対する向き合い方」について考察。

 

お金ばかりが人生じゃない

人生はお金が必要です。

だから労働する必要があります。

しかしその意味をどんどんと意識しないようになっていきます。

そしていつしか労働は「手段」から「目的」に成り代わっていきます。

それこそが「過労死」という問題の背景にある価値観だと一理あるのではないかと思っています。

まさに「労働」が「生きる」という目的を飛び越えてしまったがために起こる問題です。

 

優先順位でいうともっとも大切なのは「自分の命」です。

まさに「命あっての物種」という一言が表すように命なくてはなんにもなりません。

その下に「労働」や「人付き合い」や「お金」があるはずです。

 

生きる上で優先したいことを明確にしておく

なので生きる上で大切にしたいことをしっかり明確に持っておきましょう。

常に自分が取り組んでいることの意味をわかっておくことです。

すると「お金」とか「人間関係」はそれほど重要でないことに気づくと思います。

(まあ「お金」とか「人間関係」が優先順位高い人もいるかもしれませんが)

 

自分の労働の価値は何なのか、自分の時間は何のために使っているのかを無意識にしないようにしましょう。

それこそが自分の時間の価値をつくっていきます。

 

なぜ目的をはっきりさせておく必要があるのか

なぜ私がこんなことを言い出すのかといいますと何を隠そう「今の自分に向けて言いたいこと」でもあるからです。

 

昔はそれこそ身体がフルパワーでしたしやる気もマンマンでした。

どれだけ働いても嫌にならなかったし介護に24時間関わっていたいと思ってました。

 

もちろん介護に対する熱意は変わっていませんし人に与したい気持ちも強いままです。

では何が変わったかと言うと「身体の具合」です。

 

体力は大丈夫。

でも確実に「筋力や関節へのダメージ」は蓄積されていっています。

ちょっと前までは見て見ぬ振りできていたのですが、負荷をかけ続けると当然リカバーしきれなくなっていきます。

 

そこで「介護に対する向き合い方」を考えなくてはならないと感じたのですね。

つまり

①負荷を減らす工夫

②休みかたの工夫

③介護への関わり方

これらを変えていこうと思っています。

 

身体へのダメージは無視していると必ずどこかで破綻します。

そしてそれは心のダメージに変わっていきます。

無理せずにどこかで自分を守っていける工夫をこらしていきましょう。