これからの働き方の変化を予想する 【労働時間は減って収入は個人のスキルに依存するようになっていく】
これからの働き方の変化を予想する
今はまさに労働のかたちが見直されてきているさなかです。
安倍政権が提唱して推しすすめている「働き方改革」に代表されるように、世間の労働に対する感覚は変わりつつあります。
今回はそんな「働き方」に関する今後の予想をしてみます。
労働時間は減って収入は個人のスキルに依存するようになっていく
政府が推奨してから世間では残業を減らして定時の仕事をするようになってきています。
まだまだ残業当たり前の空気が漂っている会社もありますが今後はどんどんと個人主義の世間意識になっていくと思われます。
すると「個人に対する報酬」は最低限になっていきます。
会社も個人を尊重するという反面は労働の対価を最低限にするともいえます。
なので個人の収入はこれまでのように勤続することで増えていく年功序列は崩壊して、個人の出す結果や成果主義に変わっていくことが予見されます。
つまりひとりひとりが自分に見合った収入とそれを得るためのスキルを見つけて提供していく時代になると思われます。
悪く言うとこれまでのように会社に居続けるだけで給料が上がって生活の水準も保証される時代ではなくなるでしょう。
最低限のセーフティーネットは国が保証してくれるにしても、国や他人に頼っていては自分の水準を上げにくい時代になるのではないでしょうか。
逆に個人で能力がある人や意欲的に仕事に取り組める人は若いうちでもどんどんとチャンスが来て収入を伸ばしていける時代になるでしょう。
インターネットというプラットフォームが整備された現代では他人に価値提供できる人がどんどん需要を得ていける時代です。
会社に頼らずとも仕事を取れるわけですから、会社側も社員に対する考え方は変わっていくものだと思われます。
積極的に外の企業に仕事を発注する会社も出てくるでしょうし仕事に必要なスキルを習得させることにフォーカスした会社も出てきます。
あるいはリストラできない不自由さを嫌がって正社員を雇わない会社も増えるかもしれません。
介護や福祉の世界はどうなるのか?
では介護の世界はどう変化していくかというと、高齢介護に関して言えば需要はしばらく減ることはないでしょう。
現状で人手不足が叫ばれていますし、高齢者はしばらく増え続けます。
ただ、施設の数は増えますしそこで要求されるサービスもいよいよ質を重視されるようになっていくんじゃないかと思います。
飲食店でいう「食べログ」みたいなレビューサイトが出てきて施設の評判を比較される時代が来るんじゃないかと思っています。
そして「AIの参入」もほぼ間違いないと思います。
不足している人手を補う意味もあるし、なにより感情に左右されることなく介護をする存在ははっきり言って有用です。
利用者の視点に立ってみてもロボットのほうが頼み事をしやすいでしょうし。
同じことを何度頼んでも嫌な顔せずしっかりした質で介護してくれる。
そんな存在が現場に導入されない理由はないでしょう。
あとは倫理観の問題ですね。
ロボットに介護されるということを今の日本人がどれだけ噛み砕けるかが課題です。
まとめ
副業が解禁されていく日本です。
どんどん自分のスキルを磨いておきましょう。
それは必ず未来の自分を助けてくれます。