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「当たり前」って思っているとストレスになる? 【無意識の価値観の押しつけをやめてみる】

「当たり前」って思っているとストレスになる?

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この前職場の同僚からふと言われた言葉。

「当たり前って思うことは自分にとってのもので、人に押し付けるのは違うんじゃないか」って話になりました。

今回は価値観と人に対する影響の話。

 

「当たり前」の押し付けをやめるとストレスが減る?

 人は自分の価値観を正しいものですべての人が遵守するべきものだという潜在意識に覆われている生き物です。

多かれ少なかれ他人の意見を聞こうとしてはいると思いますが、判断基準はやはり自分の価値観だったりします。

 

かくいう私も強い価値観があります。

よく人から言われるのは「食事に対する意識が強い」です。

私の家では食事に関してのマナーが徹底されていて、小さい頃から残すことは許されませんでした。

加えて好き嫌いもダメ。

「出された食事はすべて食べることがなによりの敬意であり礼儀」という教えです。

その中で育った私はやはり食事を重んじない行動や人にはついムッとしてしまいます。

 

価値観はその人の歴史ですから急に変えたり否定したりできるものではありません。

頭ではいろんな人を理解しようとわかっていてもなかなか心がついていきません。

 

そんなときは「見ないようにする」ことを徹底しています。

付き合うといくらでも不満が浮かんできてしまうからです。

 

つまり「自分の価値観を押し付けないようにする」とは「自分の価値観で判断する機会を減らす」ということでもあるかなと思います。

 

こうすることで日常のストレスはそれなりに減らせます。

自分の価値観で自分を苦しめては本末転倒ですから。

 

そもそも「当たり前」なんてない?

不満がたまるのは「期待していたことを裏切られたとき」です。

でもその「期待していたこと」ってけっこう当たり前に思っていてもそうでなかったりします。

 

たとえば「接客サービス」なんかがわかりやすい例だと思います。

コンビニやスーパーで買い物したときに店員の接客態度が悪くてついムッとしてしまうとします。

 

でもこの「こっちは客だから質の良い接客をしてもらって当たり前」という感覚は当たり前でないかもしれません。

海外なんか行くと笑顔で接客なんてどこでもしてもらえるサービスではなかったりします。

 

それより重要なのは「買い物できるかどうか」のはず。

ようするに「自分の行為の目的が果たせっるかどうか」に注目すべきです。

それを勝手に「買い物+質のいい接客サービス」と位置づけるから不要な不快感が生まれるのかもしれません。

 

お客様意識を捨てて目的にフォーカスしよう

こちらの動画は私が尊敬しているフリーランスの方で「マナブさん」という急上昇中インフルエンサーなんですが、この動画でも同じ内容の話をされています。

ようするに自分の目的を果たすことに注目して行動を選択していくほうが生産的であるという話です。

 

自分の価値観を大切にしつつ、ストレスのない人生をつくっていきましょう。