明日から使える! コミュニケーション心理学5選 その② 【自宅待機でも勉強できる】
前回の続き
前回の続きで心理学の法則を紹介。
ちなみに前回の「ハロー効果」では「一つの特徴でそれ以外の特徴も傾向付けて考えてしまう」というものでした。
つまり前回の記事が「つまらなさそうだな・・」と思われれば自然とこの続きシリーズもつまらないものだと思われやすいということにっ!(実は記事を書く構想段階から「ハロー効果を実際に記事に反映させる手法」は考えていましてこんな導入にしようと決めてました笑)
そして逆もしかり。
興味を持って読み進めてくれたかたに全力で情報をお届けします。
紹介する心理学はこちら↓
ザイオンス効果
別名「単純接触効果」とも呼ばれ心理学の法則ではわりと有名。
内容もそのまま「単純に接触が多いと好感を持ちやすい効果」です。
これは何が良いかというと「一発の印象より複数回の印象が上回るので人柄の良さは時間をかけて浸透する」というところ。
しかも「単純に接触を増やすだけでOK」なので毎日顔を会わす習慣があればすでに使っている効果とも言えます。
実際に使うなら「好かれたい人とは何回も会う予定をつくる」ですね。
ちなみに人だけでなく有形無形の製品にも当てはまります。
流行りのJ-POPは何度も耳にすることである時「ああ良いな」と感じるのです。
ウィンザー効果
別名「第三者効果」といいまして評判や意見は「自分から相手」に直接言うより「自分から第三者の意見として相手」に言うほうが信じやすく効果が高いというもの。
例:「私はあなたが優しいと思います」 VS 「同僚のAさんがあなたは優しいと言っていました」
上記の例だと後者のほうがより「自分は優しいと思われている」という印象が強くなります。
ちなみに悪い評判にも作用します。
悪い噂が勝手に信憑性高くなって広まるのはこのため。
これを実際に使うならたとえば何か注意や指示したいときに「こうしてください」というよりも「こうしてくれればいいのにと○○さんが言っていた」というほうが効力は上がります。
ただ言うまでもなく悪用できてしまうのでそのへんのモラルをしっかり自分で判断しないといけません。
番外編
他にも面白い心理学の法則をちょこっと紹介します。
- 返報性の原理
人はなにか嬉しいことやためになることをされると自分も相手になにかしようとする法則。
コミュニケーションの基本は自分が先にしてあげるという鉄則を裏付けています。
- カクテルパーティー効果、カラーバス効果
自分が意識を集中するとその他の情報はシャットアウトしてしまう効果。
授業中先生が話しているときに後ろの席からヒソヒソと恋愛話をされるとそちらにしか意識がいかなくなる現象。
余談ですが「カクテルパーティー効果」と聞くとどうしても甲斐よしひろを思い出します。(ヒーロー、ヒーローになるとき)
似たもので「カラーバス効果」というものがあります。
自分があるものを意識すると日常でそれに関するものが目立って見える現象です。
「帰り道にポストはいくつありますか?」と言われると帰り道にポストが目立って見えるようになります。