「お金」について 【人生の幸福と切っては切り離せないもの】
「お金」について
私は何度かこのブログ内で「お金」にまつわる話をしています。
そして先日面白い書籍を読んでまた考えるきっかけになったのでご紹介。
その本はこちら↓
マネ凸 お金を増やす最強の思考法 | 渡辺将基(新R25編集長)
概要は時代の先端を走るビジネス成功者たちへのお金の感覚をインタビューで引き出す内容
本の形式は成功者たちへのインタビューをそっくりそのまま会話形式で掲載するオーソドックスなスタイルをとっています。
そのインタビュー相手は大物揃いで「ホリエモン」やら「与沢翼」から絶賛大ブレイク中の幻冬舎「箕輪厚介」までそうそうたる顔ぶれです。
一口に「時代の寵児になったビジネス成功者」といってもその金銭感覚や人への感覚、ビジネスの感覚までてんでバラバラです。
共通しているといえる点は「失敗を恐れず挑戦した人」であることと「ネットに絡めたビジネス展開の手法をとった」ことですかね。
まあそれでもざっくりしてますが。
家入さんなんかは収入が急降下する前後の話も聞けてよくも悪くもドラマチックな展開が味わえます。
もちろん教養にもなる(はず)。
高須院長の話
そのなかでもとくに興味深かったのが「高須クリニック」でおなじみ高須院長の話でした。
時代に照らした手法で時代的にタブー視されていたプチ整形にフォーカスを当てて美容外科ビジネスを未開の地へと展開し、億を超える資産を抱えたもののすべて売却したらしく実際の手持ちはほとんど残っていないとのこと。
具体的な金額やらはわかりませんが彼の話にこんな内容がありました。
「お金はこの世に生きる間の借りものである。だから残して人生を終えるようなことをすると揉め事のきっかけになりえたりするので生きている間にしっかり世の中に返すべきだ。」
この話を聞いたときに「あーなるほどなーそういう考え方があるのか」と思ったのがひとつ。
そして「こんな成功して大金持ちになった人でもお金への執着がないのは人柄として美しいな」と思ったのがもうひとつでした。
お金への執着はなくすほど幸せに近づける
「ホリエモン」が好きなことで生きていくことを強くアドバイスしているように、成功者はお金への執着が薄い人も多いです。
むしろ成功者になるための条件のひとつだとも思います。
理由は「お金先行の考え方ではなく人への貢献や助けたい気持ち先行の考え方のもとに人とお金は集まる」からです。
もちろん何人かの成功者は「お金を稼ぐことを追求してお金持ちになった」人もいます。
でもそれってお金との付き合いで自分の幸せをはかり続けないといけなくなります。
働けなくなるときがきたら自分の幸せは減っていく一方になっちゃいます。
もちろんそれが哲学だと言う人を否定はしません。
でも我々一般人クラスが一生で手にできるお金なんてたかだかしれているでしょうし、それでいてそれなりに不自由ない生活も送れるはず。
それなら「お金への執着」を断ち切ったほうがのちのちまで続く幸せを感じられるように思うのです。
金銭感覚というのは自分で変えていくのが難しいものですが、いろいろな人のお金の感覚を知ることは無駄にならないと思います。