takahiro121jpの介護ブログ

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人を悪く思わない 【環境が人の行動を決めることもある】

人を悪く思わない

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みなさんはふだん他人に対してどんな感情を持ちやすいですか?

「みんないい人だなー」と思う人はいますか?

「だれかれ構わず他人は苦手だ」と思う人もいますか?

今回は他人に対する感情を考察。

ちょっと介護とはかけ離れた話になりそう。

 

基本的に人は悪くない??

人についての哲学はさまざまで、「性善説」や「性悪説」など有名なものがあります。

性善説 - Wikipedia

簡単に言うと「人は生まれながら良いことをしたい生き物だが、よいことを学ばなければ悪いことをしてしまいがちだからしっかりと正しい教えを学びましょう」というちょっと宗教チックな意味もある言葉だと個人的に解釈してます。

 

ただ人をどう思うかはまさに人それぞれ違うと思います。

それこそ各々が性についての説をもっているはず。

そしてそれは自分の価値観がつくるものであるはず。

だから今回私が言うことはそんな価値観の中のひとつだと思ってください。

 

私が思うに「人自体は悪くない。その人を取り巻く環境や人との組み合わせでいいおこないをしたりよくないおこないをしたりする。」というのが人の本質。

 

環境で人は変わる?

これはまず間違いなくあることだと思います。

わかりやすい例でいうと「会社の立場」です。

 

たとえば自分が平社員のときは後輩から慕われていても、立場が上がってマネジメントをしなければならない立場になったら嫌なことでも言わなければならないときがあります。

そうなると自分が好きで言っていることではなくても部下からは「いやな上司だな」と思われたりします。

 

そんな人が会社をやめてプライベートな立場で付き合うとなるとどうでしょう。

またその人の人柄は変わって見えるはずです。

 

人は思ったより人に影響される

また、一緒にいる人によって言動が大きく変わることもあります。

たとえば愚痴っぽい人と一緒になるとその人も愚痴っぽくなったり、ネガティブな発言ばかりの人と一緒にいるとネガティブな発言が多くなったり。

自分が思うより自分の言動は近くにいる人に左右されるものです。

その証拠に自分がひとりでいるときの考えや発言と職場での発言はまったく同じ姿勢ではないはずです。

 

嫌なことを言われても「環境がそうさせた」と思うようにする

つまり人の言動なんてその人の良し悪しを判断するのに対してあてにならないということです。

まあ言動でしか人の発想は測れないのですが。

私が強く言いたいのは「人から言われることでその人を悪く思ったり攻撃対象にするべきではない」ということです。

 

所詮はその環境があっての発言だと思えば、自分が自分でいさえすれば誰に何を言われても気にならないはずです。

つまり人の発言を気にしているということは自分が自分の考えを疑っているということ。

 

「この人は嫌な人だなー」と思ってもこの先相手も自分も社会的な立場が大きくなって再会することもあるかもしれません。

そんなときお互いに嫌な印象をもったままだとお互いにメリットがありません。

どんな人でもフラットに付き合いできる方が気を使わなくていいしメリットのはず。

 

まとめ

どんな人でもフラットに接することができるように、常に人の言動は環境によるものだと思っておきましょう。

それこそが自分にとってのプラスになるはず。