介護職へ向けて 身体を大事にしましょう【身体は資本】
身体を大事にしましょう
介護職ならだれもが避けては通れない、「職業病」との戦い。
大げさでなく私生活すら脅かしてしまうこの「身体の痛み・疲労の蓄積」をいかに減らすかが介護士の責務ともいえるでしょう。
まずは代表的な「腰痛」についていかにリスクと負担を減らすかを考察。
介護職の7割が腰痛持ち?
介護職の7割が腰痛持ち? 予防に役立つストレッチをご紹介|コラム|花王プロフェッショナル 業務改善ナビ【介護施設】
こちらの記事によると介護職の7割が腰痛もちというデータがあるそうです。
私の職場でも腰痛に悩んでいるスタッフは知っているだけでも3割ほどいます。
なので他人事だと思わず、しっかり知識をつけて対策できるようにしておきましょう。
腰痛を引き起こしやすい原因
基本的に負担がかかりやすいのは「移乗」と「パッド交換」のときです。
まずはこの介助の際に負担を減らす意識を癖付けましょう。
腰痛の対策
①急いだり焦ったりしない、力ずくにならない
この意識だけでも大きく変わります。
どうしても時間に追われると力に頼って無理な介助になりがちですが自分の身体に負担がかかります。
まずは焦らない意識、力に頼らない意識を徹底しましょう。
②ひとりで無理せず人に頼る
ひとりで無理して全部の介助をしようとせずに誰かに助けてもらいながら介助にあたりましょう。
③コルセットなど腰痛の補助用品を使用する
ついつい面倒で使わなくなりがちですが、しっかり使えば負担軽減できます。
とくに腰痛の予兆がある方は使うようにしましょう。
④勤務する前と後にストレッチでクールダウンする
これも大事。
身体のケアを怠らずに。
参考:https://www.azumien.jp/contents/method/00010.html
まとめ
大きく4つの対策を紹介しましたが、基本的には負担をかけないように業務を判断していくことが重要だと思います。
介護される側の方にもできることはできるだけしてもらい、なんでもかんでも介助して自分の負担を増やすことにならないようにするのも大切です。
人を介護して自分の生活が苦になるようでは意味がありません。
自分の身体をしっかりケアする意識を心がけましょう!