takahiro121jpの介護ブログ

介護の現場で働く介護士が福祉の現場を切り開いていくプログ

人を変える前にシステムを変える

仕事でよく議論されることなんですが、ミスをしないためにはどうするか?

利用者さんが転倒したときなどに繰り返さないための防止策はどうするか?

 

よく「みんなで見守る」とか「本人の状態に気をつけて伝達する」とかみんなで対策をあげるんですが、まず環境を変えるところから考えるのがいいんじゃないかと思ってます。

スタッフ含め人の行動で「気をつける」などの対策はやはり個人差もあるし統一しにくいです。

もちろん対策の一つとしてあげるのは大事だと思いますが、環境を考えるのは統一性もあるし効果が上がりやすいです。

 

こける→支えになるものを動線に配置する。

他の方の食事も自分のものと間違えてしまう→お盆を使う、他の方の食事との間にはティッシュ箱など仕切りをつくってみるなど。

 

これはスタッフにも言えることだと思って、提出期限がギリギリになっちゃう人には期限の書いた紙をつけて渡したりとか(もちろんひとりだけにすると気が悪いのでみんなにするようにしますが)、やり方を考えると工夫できることってたくさんあると思ってます。

 

そして突き詰めれば自分にも当てはまります。

仕事終わりだと続かない習慣は朝イチに持ってくるなど。

 

環境をつくっていく。

利用者の方にも我々にも言えること。