takahiro121jpの介護ブログ

介護の現場で働く介護士が福祉の現場を切り開いていくプログ

介護で読み取る心理学

みなさんは心理学について興味ありますでしょうか??

 

テレビや雑誌でも恋愛心理学が取り上げられていていわゆる「つり橋効果」や「ナイチンゲール症候群」という言葉を耳にしたことがあるのでは?

 

私も仕事柄「人の心の動き」に関心を寄せていて心理学の本なんかはついつい目を通してしまうのですが、介護の現場でも心理学で活かせられると思うことはいくつかあるのでご紹介。

 

単純接触効果、会う回数が多いほど好感を抱きやすい法則ですがこれはまずまず実感します。

ココロが慣れていくっていうのもあるのではないですかね。

ちなみに鼻持ちならないと思われている相手では嫌悪感も増幅していきます。(返報性の原理)

 

敬称や代名詞でなく名前を呼ばれることで親近感をもつ現象、ネームコーリングやカクテルパーティ効果といわれますがこれも実感します。

仕事中は利用者さんはもちろん、同僚のスタッフに対しても口が酸っぱくなるぐらい名前を呼ぶように意識してます。

関係ないですがカクテルパーティ効果ってオシャレなネーミングやなと思います。

 

認知的不協和、自分の行動と感情が相反するときに行動を合理化するような感情が生まれる心理。

相手の顔をたてようとする心の動き。

「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」めっちゃ実践してます。

 

スマイリングリラクゼーション(自作ぅ!)、笑顔を見るとその人に安心感を抱く効果。私が名付けました。頭にくることがあってもキープオンスマイリング!(適当)

ちなみにめっちゃ実感あります。

 

BUT BAD,AND 安堵の法則(これも自作ぅ!)、認知症の症状がみられる方には特に気をつけていることなんですが、相手の話が思い違っていても否定から入らずに(でもとかそうじゃなくてとか)、肯定しながら聞いてあげることで(なるほどね、それでとかそうそう、一方でとか)感情を刺激しない話法。私が名付けました。なんかビジネス心理学に似た話があったような気もします。仕事仲間との関係においても否定しないことって大事やなーと思います。

 

早足で思い出して書いてみましたがまだあると思いますのでまた紹介します。