takahiro121jpの介護ブログ

介護の現場で働く介護士が福祉の現場を切り開いていくプログ

価値観の違いはかんちがい?

ハローエブリワン!

今回も介護してて思ったこと書きます!

 

みなさんは知り合いや友達とケンカになることってありますか?

温厚だからほとんどケンカすることないなーって方もいればいやいや言いたいこと言い合えるのが真の友情っしょ、しょっちゅうケンカして親友ならぬ“真友”になっていくんじゃネーノって方もいるかと思います。

聞くところではこの仕事、どちらかというと温厚でめったに怒らない方が多いみたいです。

ちなみに私は怒らないタイプと言うか怒れないタイプ。

 

巷ではアンガーマネジメントなる手法も取りざたされてますが、介護の現場でもムッとしてしまうときがあったりなかったり。

この「怒る」って感情はどうして起こるのか??

介護の世界から切り口をとってみると、「価値観の違い」が大きな原因になっているように思えます。

というのも介護の現場では、自分より一世代も二世代も違う方と関わることが日常的にあります。

戦争を経験された方もいれば食べ物がなくて本当にひもじい時代を生き抜いてこられた方もいらっしゃいます。

生まれたときから平和が当たり前で食べ物も豊富にあるように思える現代に生まれた私なんかには、この時代の価値観はしっくりと理解するのが難しかったり。

これをちょっと分析してみます。

 

事件編

「なんでこんなことを言うんだろう」とか思ってるとき怒ってます。ムキー!

「怒る」←「こんなことを言われる意味がわからない」←「私の価値観での言動、私は間違っていない」こうなります。(だいぶ極端ですが)

つまり「私の価値観で私をみなさい」この基準が強いほどズレた言動を嫌に感じてしまうということ。ナルホドー!

 

では解決編です。

結論から簡単に言うと「知り合う前の人やと思えばいいんじゃね?」ってことです。

「私の価値観を押し付けないようにする」→「価値観を押し付けなくても平気な距離感をとる」→「知り合った初めのころの距離感」ってことです。

仲が良い人ほど価値観を合わせたい、わかってほしいと思うことないですか?

これこそ「相手も自分と同じ価値観だ」というかんちがい。

親にありがとうと言えなかったり、奥さん旦那さんにごめんねと言えなかったり、見つめ合うと素直におしゃべりできなかったり。

これがもし赤の他人なら、もしくは知り合った初めの頃ならTSUNAMIのようなわびしさに震えることなくありがとうやごめんねと言いやすい気がしませんか??

 

まあ人のココロなんてアタマで考えて簡単に変えていけるものじゃないとは思いますが、1つの考え方として知っていれば役に立つかもしれないと思います。

ほかにも「自分を宇宙人だと思い込む」とか「5秒間“無”の状態になる」とかオリジナルな技もあるんですが、皆さん独自の技を編み出してみてはいかが?

怒りに振り回されない技術はいろんな局面で活かせられると思いますヨ!