takahiro121jpの介護ブログ

介護の現場で働く介護士が福祉の現場を切り開いていくプログ

介護のススメ

引き続き介護のお話です!

介護してて良かったなーと思うところまだまだありまして、「介護をすると自分自身をみつめられる」ということがあります。

人を介護するにあたって何をしたら喜んでくれるか、何をしてほしいと思っているのかを常に考えて行動するわけですが、じゃあどういう視点で考えるのかというと私の場合は基本的にまず「自分がしてほしいこと」から発想していきます。

例でいうとお風呂に入った日や外出した日は寝る時間を長めに取ったり、飲み物がいつでも飲めるようにコップが空になってるかをちょくちょく確認したり、食欲があまりないときは好きなものや食べやすいものだけでも勧めてみたりといった具合ですね。(これ全部私の習慣でもあります)

もちろん人によっては昼間寝たくないって方もいらっしゃいますし嫌いなものから食べる習慣の方もいらっしゃいますので臨機応変に対応します。

コミュニケーションをとるのが困難な方や、他人に意思を言いにくいという方には私基準でケアにあたるといった感じですね。

そこから反応をみたりしてその人の基準を探っていくわけですが、私が冒頭で申した「自分自身をみつめる」というのはココ!

「相手にしてあげたいと思うこと」=「自分がされて嬉しいこと」です。(してあげたくないこと=されたくないことともいえますね)

自分がされて嬉しいことって案外深〜く考えたことってないんじゃないでしょうか。

私は介護をするまでまったく考えたことなかったです。うん。

 

話しているときでも、ご飯をお手伝いするときでも、トイレやお風呂での更衣をお手伝いするときでも、介護している瞬間って相手の立場・目線で自分の介護をみつめる自分が必ずいます。

いかに相手を喜ばせるかということがそのまま自分に当てはまっていきます。

だから介護を掘り下げていくと、どんどんと自分の人生を豊かに幸せにしていくことにつながっていくわけですね。

 

私は介護を始めてから、間違いなく日常が豊かになりました。いろいろな気付きがありますよ!

「なんか最近楽しくない・・・」「人生くすぶってるわ・・・」と思ってるそこのアナタにはぜひ介護をススメたい!

まだ知らない自分に出会えますよ!