「介護」という仕事の専門性 【自分で売っていけるスキルを磨くほうが人生は安定する】
「介護」という仕事の専門性
今回は「介護」の専門性について考えてみます。
「介護」は専門性が高い??
私の考察では、「介護」は専門性が高いが個人で売り込むスキルとしては市場価値が低いというのが結論です。
まず介護の専門性について
①施設での業務について一般的にあまり知られていない
②国家資格があって仕事として差別化されている
③専門学校など専門的に教育するカリキュラムがある
こういった理由があげられます。
一方、スキルを売り込む際の市場価値について
①技術的な難易度が低い
②年齢性別問わず幅広くできる
③働く場所が多い
これらの理由があるので「市場価値は高くなりにくい」という現状になっています。
なので介護を続けるのであれば「自分で仕事をつくれるスキル」があればより安泰ですね。
なぜなら介護自体に資本的な価値がつきにくいからです。
では自分で売っていけるスキルを磨くには??
まず「介護」に特化して考えてみると、専門学校や通信教育の講師という方法があります。
現場で実践しているスキルをそのまま商品にする方法。
ただ、これは「わかりやすさ」や「実績」なんかがけっこう付加価値として大事だったりします。
自分で商品を試行錯誤して価値を高める必要あり。
まあなにをするにしてもその必要はあるのでしょうが。
あとは実際に販売されていますが、「介護福祉士の資格取得の勉強」に関する本や書籍をつくるのもあります。
ですがやはり「介護」自体を売っていくのは難しかったりします。
やはり市場全体の労働価値がまだまだ低いからです。
なので一般層にも売っていけるスキルや自分で仕事をつくるスキルを磨くのはとても大事だと思っています。
一般層にも売っていけるスキルや自分で仕事をつくるスキルとは??
例えば、私は今特別養護老人ホームに勤めていますが仕事内容をそのまま自分で売り出していける職種って「施設長」だけかなーと思います。
例えば今施設長が施設を辞めることになったとしても、運営してきた経験をそのまま再現すれば違う場所でも施設を立ち上げて運営していけるわけです。
これってかなり市場価値の高いスキルだと思います。
そして施設長の全体数が他の職種に比べてまだまだ少ないので希少性もあります。
なんならそのまま違う施設の施設長として転職もできちゃったりします。
こんな感じに普段の業務がそのまま売り込んでいけるノウハウになるように仕事をしていけば仮に何年後かにリストラされても収入は得られると思います。
一般層に売っていくことを考えるなら、例えば本を出版するとか動画で情報を発信していくとか。
介護士に向けた内容なのか介護を知らない人に向けた内容なのか。
どちらかに特化してわかりやすくおトクな情報につくりあげていく必要があります。
なんにしてもただ日々の介護業務をこなすだけでなくそれを商品にする目線でいろいろ自分の中で組み立てていくことが大事です。
まとめ
・介護自体に商品価値は低いのが現状
・介護をするだけでなく自分で売っていく感覚で情報を組み立てる
こうすれば仮に何年後かに介護できなくなったとしても、それまでの努力を形にして収入を得ていけると思います。
人生何があるかわかりませんので、しっかり自分で自分の価値を確認して磨いていきましょう。