【介護に向いている人の特徴とは】 介護の才能の話 【適正診断】
介護の才能
スポーツや勉強、ビジネスなどこの世のあらゆる作業の分野には才能のあるなしがたびたび議論されます。
今回は介護の才能、適性診断みたいのをやってみたいと思います。
そもそも介護の才能ってなに??
調べてみました。
・・・とまあ出てくるのは統一性のない内容となってしまいました。
これはつまり「介護における才能なんてない」といっているんだと解釈してます。
まあ介護は基本的に生活を支援するのが仕事ですから、自分の生活を鑑みれば大抵のことはわかるはずですよね。
ただ、ひとつだけ重複したテーマがありました。
それは「気づき」の力。
介護の現場では専門用語的に使われており非常になじみある言葉です。
介護の現場における「気づき」の力とは??
正式に決められているかはわかりませんが、「いつもと違う利用者の様子から異変を見抜く」力という定義でいいと思います。
つまり重篤な状態になることの予防的見解です。
これに関しては「普段の様子をよく観察しておくこと」と「異変があると言い切るための判断基準のつくりかた」みたいな超専門的な話に細分化されていきます。
でもこれって感覚によるところが大きいとも思うので伸ばしていく才能って感じはしないのが本音です。
そうではなく、行動のシークエンスを見つけて対応策や改善策を作っていくことのほうが「気づき」の力に近いように思います。
例えば直接お手伝いをお願いしても「どうして手伝わなければならないの?」と言われてしまうが、困った様子でいると「困ってるのか?」と自発的に手伝ってくれる利用者の方にはなるべく自発的に手伝ってくれる状況をつくるなど。
こうするためには「直接お願いすると不快に思ってしまう方だ」「自発的になら快く助けてくれる方だ」と気づかなければなりません。
気づくためには「どうすれば快くこちらの言い分を汲み取ってもらえるか」を常にいろんな角度で考えるクセが必用です。
そしてそれはもしかしたら違う方にも当てはまることかもしれません。
まあ難しいように聞こえるかもしれませんが、要は考え方の問題なので知識経験が増えれば応用もできます。
ということでここからは完全に持論を展開していきます。
無理やり「介護の才能」をつくってみた
ざっと思いついたのはこんな感じ↓
- 協調性(チームワーク力)
- 体調についての基礎知識(蜂窩織炎など)
- 食事のリスクの知識(誤嚥性肺炎など)
- 行動心理学の理解(認知症のときの徘徊の理由など)
- スタッフ間のコミュニケーション力
- 利用者とのコミュニケーション力
そして私自身これらを完全に習得しているかと言われるとまったくそんなことはありません。
むしろ介護しながら勉強させてもらっている感じです。
「能力があるから仕事をする」のではなく「能力を伸ばしたいから仕事をする」ほうが良いように思います。
ではどんな人が介護に向いているのか??
このことについても話しておきましょう。
まず人に対して態度や言葉遣いが優しい人。(抽象的ですが)
利用者の方々に安心されますので向いていると思います。
人から感謝されることに喜びを強く感じる人。
めっちゃ感謝されます。
他人と自分の考え方の違いが気にならない人。
正義感が強いと自分を苦しめてしまいますので他人は他人、自分は自分と割り切れる人なら向いていると思います。
まとめ
介護の才能について述べましたが大して特別なことは何もありません。
でも人の行動や考え方なんかも知れるので実りの多い仕事だと思います。