takahiro121jpの介護ブログ

介護の現場で働く介護士が福祉の現場を切り開いていくプログ

得意なことや長所にフォーカスする!

自分の得意なことや長所、好きなことを知る



前回の記事で他人の性質について触れましたが今回は「自分の性質について」考えてみようと思います。

まず人の考え方や性格に正しいとか間違ってるとか良いとか悪いとかはない!

私は特別養護老人ホームに勤めてますので日々利用者の方と触れ合いますが、記憶力の著しい低下や認知症を患っている方は約8割ほどいらっしゃいます。
我々スタッフは日々の記録や利用者の方全体の様子をチェックできますので「この発言は認知症によるものだ」とか「以前の記憶を忘れているな」などと判断できます。
が、それって突き詰めれば相対的な判断・評価であって本当の真実なんて知りようがないと思うのです。
もしかしたら記録した人の勘違いを聞いた私がそのまま間違えて真実を取ってしまうかもしれないし、そもそも人の言動を判断するのはどうしても主観が入ります。

話を広げればもし国家が我々に都合の悪い情報をシャットアウトして流布しただけでも話の印象は大きく変わるでしょう。
つまり我々の記憶や判断力なんてあくまで相対的なものであって本当に他人が認知症なのか、はたまた自分が健全なのかは誰にもわからないということを私はまず言いたいです。

自分をまわりと比べない!自分のために自分を幸せにする!

人の考え方に良い悪いがないということを踏まえて次に考えたいのは自分の人生を幸せで満たすために必要なことは何か?
私が提言するのは「好きなこと、やりたいことで人生の多くの時間を埋めていく」という発想です。

すこし(かなり)偏見なんですが、私をはじめ多くのIT畑で仕事をしていた人は考え方の基本が「消去法」なんです。
プログラミングしかり仕事の進め方しかり要は極力ムダをなくしていく、省いていくという感覚を大前提にしています。
私が以前働いていた職場なんて業務の連絡をすべてオフィスメールで済ませていました。
IT人間の感覚でいえば「早くてミスがなくて確認できて送信と受信のタイミングを合わせる必要がない」からメールがいいわけです。
今は介護という対人の仕事で、業務の連絡は基本的に対面で口語連絡+ノートや書類に記録、場合によってLINEや電話も使います。
この場合の感覚は「相手の顔を見ながらしっかりと直接声にして伝えることで人の温度も伝える」ことを大事にしているわけです。

これもどちらが良いか悪いかはなくて好みや感覚によると思いますが、「やりたいことや好きなことをするためにはやりたくないことや苦手なことを極力なくしていく」という考え方を私はしています。
思い立ったことはわりと抵抗なく実行できるタイプなので今はかなり人生に満足していますがこれからも状況は変わっていくのでそのたびに自分のしたくないことや苦手なことを避けていくという作業は繰り返していこうと思っています。

これを言うと必ず「人生はそんなに甘くない」とか「みんな嫌なことも我慢して生きている」って説教してくる人がいますが私は別にみんなと自分の生きかたを比較するつもりはありません。
私の人生観が甘いかとかほかの人が我慢して生きているかどうか、問題はそこではありません。
自分が満足できるように生きれればそれでいいわけです。

仕事ができなくて評価されないとか、遅刻や欠勤が多くて評価されないとか、人事が現場をみていないとか、部下が思うように動いてくれないとか、わたしに言わせれば環境から見直せばできることがまだあると思います。
その人たちが悪いわけではありません。
人にはどう頑張ってもできないことってどうしてもあるものです。
その人たちが悪いわけではありません。
そういう性格、性分、気質で生まれてきたのです。

逆に言えばそういう環境にいることはおそらくその人に合っていないのだと思います。
自分のためにも一刻も早く環境を変えてみてほしいです。

以下に自分の適性をよくみて人生を変えてきた方の著書を紹介しておきます。

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