毎日積み上げることのススメ 【その時限りの努力はもったいない】
毎日積み上げることのススメ
みなさんは毎日何かしらにコミットして努力して過ごしていることと思います。
例えばダイエットされている方もいれば筋トレで増量を目指している方もいるはず。
仕事に勤しんでいる方もいれば家事育児に勤しんでいる方もいるはず。
今回は「努力は積み上がっていくようにしないともったいない」という話。
努力をその場限りにしない
結論ですが「その場限りの努力で終わらないように経験値を残していくことが大切」なのでその意識を常に持ちながら取り組んでいければベストだと思います。
代表的なのが「仕事」です。
たとえば「時給換算でしか給料をもらえない努力」はかなりもったいないです。
単純労働がこれに当たります。
ものを運ぶだけとかサービスするだけとか。
これだと「その労働に時間を割かなくなったとたんに給料がゼロになる」という状態になります。
そうではなく「ノウハウを経験値として貯める」ことができれば時給+オリジナルな経験値が貯まります。
これこそが「積み上げていける努力」です。
もし「ものを運ぶ仕事」をしているならそのノウハウや経験を発信するなり相談に乗るなりすることで新しい仕事をつくっていくことができます。
そしてそれは「その人のオリジナリティ」が出せるので他の人には真似できません。
こうして「労働(労働でなくても取り組んでいること)+経験値」という発想で仕事や勉強に取り組めば自分の価値は相乗的に上がっていきます。
そして人の役に立てます。
考え方や意識で時間の価値は変わる
上記の例が適切なのかはわかりませんが「考え方や意識で時間の価値は変わる」ということは言えると思います。
私も昔、学生時代はまったく日常において積み上げる考え方を持っていませんでした。
ただだらだらと好きなことに時間を使うだけの毎日でした。
それはそれで幸せだし特別良いとも悪いとも思っていなかったのですが、この「考え方や意識で時間の価値は変わる」という発想を得たことでその時の経験を発信に変えることができています。
つまり「あとから知った知見や考え方でも過去の時間を有意義なものにできる」ということです。
昔は当たり前のように思っていても大人になれば育ててもらった恩がわかることと似ているように思います。
過去や現在が不遇に思えても積み上げることができる
もしいま「自分は不幸だ・・・」と嘆いている人がいるなら伝えたいことは
「全く心配いりません、未来の自分が救ってくれます」
ということです。(なんか宗教っぽい文言になりました)
ようするに将来の自分は過去の自分の経験値を装備して生きているわけですから、今の自分より強いわけです。
そんな強い自分から見たら過去の自分は乗り越えてきた自分なわけで、もう余裕で「不幸な時代」を糧にできているわけです。
そんな「不幸な時代を糧にしている未来の自分」は必ず幸せなはずです。
少なくとも「過去の自分を肯定している自分」ではあるはず。
なので結論は「希望を持っていきていきましょう」ということです。
無理やりポジティブに考えなくても大丈夫ですしその必要もありません。
新年一発目は書いて出しの記事 【急遽制作になった】
新年一発目は書いて出しの記事
今日は仕事が早番なので終わってから当日の感覚で記事を書こうと思っていたら終わる時間が遅れてしまい急遽記事を書いております。
しかもネタが全然ないのでとりあえず年末の過ごし方を振り返ります。
あまり有益ではありませんが興味あれば読んでみてください。
初めて新年を神社で迎えた
2019年も早番だったので終わってからブログを書いてガキの使いを観ようと思い京都市内に移動。
私は行きつけのカフェがいくつかあるのですがその中の1店舗で記事を執筆。
なぜかネタが降ってきたので2記事制作しました。
終わると20時半ごろだったので「どうせなら神社にお参りして帰ろう」と決定。
そしてガキ使を観るためにテレビ付きの店舗を探す。
②ネットカフェ
そしてジャンカラの前を行ったり来たりしながら「やっぱり人多いなー」とかぼんやり観察して考える。
お財布との相談の結果、結局
貧乏性すぎて行動が狭まってる気もするが結果このチョイスは正解だと思いました。
そして年越しへ BEYOND THE 2019
その後京都は有名な「平安神宮」に向かう私。
なんとなく私のホーム神社(そんなのあるのかわかりませんが)である平安神宮にはすでに黒山の人だかりができていた。
境内に向かう参道には屋台が数多く出ており雰囲気もとても良かったです。
買わなかったけど。
そして本堂の前まで来るとすでに多くの人が並んでいる。
が、「なんとなく来たけどせっかくだし参拝まで終わらせよう」と思って待つこと30分程度。
並んでいる人の中にはカウントダウンをしてくれる人もいたのでスマホを見ずともその瞬間が迫っているのがわかりました。
3、2、1、あけましておめでとうー!!
みたいな感じでした。(普通)
一応何人かにあけおめLINEを送って参拝の列が少しづつ進んでいき、年が明けてから30分程度でお参りできました。
それから帰りのコンビニで年明けうどんを食べて家に着いて寝る→仕事って感じです。
思い起こせば人生初のカウントダウンイン神社アンド初詣
たぶんですが年越し前から神社でカウントダウンして年越ししたのって人生初だと思います。
図らずも2020年の初めに新たなる経験を積むことができました。
いやもうほんとに行動力上がってる。
今年も新しい経験に飛び込んでいく
まわりから「今年の抱負は?」みたいなことを今年も聞かれたんですが「継続努力」とだけ答えました。
まあこのままできることを積み上げていくだけですね。
まだまだできることはあるはず。
追記 けっこう年末年始でもカフェやスーパーは営業している
なにげに「年末年始も営業してる店いっぱいあるなー」と感じました。
実際この記事もカフェで書いてますし。
まあ場所にもよるでしょうが。
ほんとに便利な世の中になってありがたいことです。
みなさんありがとうございます。
今年もよろしくお願いします。
一年の締めくくり 【今年もありがとうございました】
一年の締めくくり
今年もあっという間でした。
毎年毎年時流の速さを憂う年頃ですがみなさんありがとうございました。
今年の世間を振り返って
まず今年を振り返ると「動画が伸びた(伸びる?)年」みたいに言われました。
これからビジネスをする方や勉強する方は動画(ほぼYouTube)で始めるといいと思います。
「5G時代の到来」らしいのでまだまだ増えていきますし。
そして印象に残ったのは「ネガティブなニュース」もあります。
覚醒剤の問題とかゴシップ営業とか。
でも個人個人に焦点を当てれば人に多大な迷惑をかけていなければそれはそれでいいとも思いました。
みなさんがんばっていきましょう。
自分自身を振り返って
そして私個人的にはいろいろ新しいことを始められた一年になりました。
なんといっても「初の海外旅行ひとり旅」は私の中で大きな財産になりました。
ビビリまくっていたのですが行ってほんとによかったと思っています。
その後も「タイ語スクール」は継続(まだ数回しかレッスン受けてないですが)していますし「インフルエンサーに直連絡して実際に会う」という行動力の広がりを実感できた一年でした。
ちなみに12月もタイに行きました。
滞在時間10時間ぐらいの超弾丸だったのですがやはりめっちゃよかったです。
やはりタイにいつか住むということは必ずします。
やろうと思えばできる話
初の海外旅行に紐付けて話するのですが「人間やろうと思えばできる」ということを強く実感しました。
ようは「やろうと決める」ことがもっとも大事ですね。
このことがきっかけで「起業する」という目標が明確に実現可能性を帯びました。
必ずやります。
成功するかどうかは別として。
そしてこの「やろうと思えばできる」ということが今年の最大の収穫、ひいては20代最大の収穫といってもいいかもしれません。
あと介護を変わらずに続けられていることも感謝しています。
個人的最大のニュース
そして個人的に最大のニュースは
「イチロー引退」
です。
レジェンドの幕引きは琴線に触れるものがありました。
本人も公言していた「50歳現役」を地で行くと思っていたので。
でも引き際もイチローイズムがでていてよかったですね。
これでよかったのでしょう。
来年はどんな年にするか
毎年議論される抱負の話題ですが個人的には「これまでの取り組みを継続する」の一言に尽きます。
というより昔から疑問だったのですが「一年区切りで目標をつくる」ということってどれほどの効力があるんでしょうか?
むしろ「期間のわからない目標」のほうが多くないですか?
つまり努力していることを年が変わるから終了!ってあんまりないと思うんです。
なので結論は「年が変わることも無関係に努力継続」です。
一年の始まりでも特別なことはしません。(年末だからって振り返りしていますが)
でもみなさんにとって良い年になることは切に願っています。
みなさん良いお年をお迎えください。
初心者用 未経験からでも使える実践介護マニュアルまとめ 【介護歴6年の私のノウハウ】
初心者用 未経験からでも使える実践介護マニュアルまとめ
3部にわたって未経験からの介護実践マニュアルを書いてみましたが結局精神論とか中級編まで及んでしまったので「初心者用じゃないよ」と思われたらすみません。
まあ要するに「怖がらずに飛び込めば大丈夫」だということです。
まとめ
これまでのノウハウをまとめ
- 最初は「話を聞くこと」だけ意識してればOK
- 笑顔を常に意識できればよりGOOD
- 慣れてきたら自分の介護をする上での軸を決めていく
- 「してあげたいこと」とか「自分も気分が良くなること」がヒントになる
- 多くなくて良い、むしろ1つか2つの軸を意識して伸ばしていくイメージ
- 組織内での自分の需要を取れるポジションを意識する
- 得意なことや好きなこと、してて嫌にならないことがヒントになる
- 自分のポジションを確立できれば地位は安定するのでそこから自分のキャリアを自分でデザインしていく
とりあえず6年目の私がたどってきた介護の軌跡はこんな感じです。
そしていうまでもないですが「環境や周りの人にとても恵まれていた」ということをとても強く感じています。
重要なポイント
ここで重要なポイントをおさらい
- 自分が嫌だと感じるならすぐに違う環境を探す
- 逃げることにためらってはいけない、むしろ自分の限られた時間を無駄にしないことが大事
- 尊敬できる人が見つかればかなり良い
- 自分の価値観や介護観は変わるものだと思っておく
介護をするうえではこれらが重要なことだと思いますね。
他にも細かいテクニックはある
私に限った話ではありませんが「現場経験で培ったテクニック」は数多くあるのでぜひとも紹介したいです。
が、人により向き不向きがあるので理想は「自分でテクニックを見つける」のがベストです。
具体的に言うと「精神面でのケア」は必要不可欠です。
メンタルケアやアンガーマネジメントといわれたりします。
特に介護は現場でつい感情的になってしまっての事故やトラブルがほんとに多いです。
なのでそこをどう攻略するかが大事な課題になります。
「自分は感情的になりやすいから無理かもしれない」と思う人がいるかもしれませんがその点は心配しなくて大丈夫です。
なぜなら「人間である以上感情を完全にコントロールすることはできないから」です。
なので「テクニックや仕組みで解決」していけば大丈夫です。
たとえば苦手な人の対応は他の人と協力しておこなうとか、力仕事はなるべく2人以上でおこなうとか。
すべては自分の身を守るという意識で大丈夫です。
自己犠牲は必ず自分の首を締めることになります。
おわりに
長くなりましたが年の暮れにキャリアのまとめ的記事を書きたかったので満足しています。
また新しい気付きがあればどんどん情報を追加していこうと思います。
今年も一年お疲れさまでした。
初心者用 未経験からでも使える実践介護マニュアル③ 【介護歴6年の私のノウハウ】
初心者用 未経験からでも使える実践介護マニュアル③
実践介護マニュアルと謳いながらもあまり具体的にいえることがなくて申し訳ないですが、ここからはひとりで業務を任されるようになってからの取り組みについて解説します。
自分のポジションを確立する
もう組織内での影響力をつくるにはコレに尽きると思います。
「自分のポジションを確立する」です。
たとえば「利用者とのコミュニケーションといえばこの人」とか「レクリエーションといえばこの人」とか。
私の場合は「パソコンを使った業務なら右に出るものなし」的ポジションです。
利用者さんからは「一番話を聞いてくれる人」ポジションです。
こうしたポジションが確立できると相対的に自分の価値を自分でつけられます。
なので「自分がいてもいなくても関係ない」という思考はひとまず置いておくことができるでしょう。(考え方の問題なので実際の評価はどうなのかは別問題としてください)
そしてここまでくれば「組織内での需要を保ちながら自分の仕事を追求できる」という職人肌鬼磨きの鉄板パターンに入れます。(?)
おそらくこの考え方がしっくり来る人は介護に向いていると思います。
介護はわりと観念が変わる
これはすべての人に当てはまるのかわかりかねるのですが、「介護はわりと観念が変わる」ものだと思います。
1年目の私が大切にしていたことや正しいと思っていたことは6年目である今も大切かといわれると変わっていることもたくさんあると思います。
これには理由があって、「介護は一緒に仕事をする人の感覚が幅広い」からです。
いろいろな介護観に触れる→自分の価値観も変わる
こうなります。
なので無理に今の価値観を保ち続けようとしなくてもいいと思います。
その時その時に大切にしたいことを大切にすることのほうが重要です。
まあ変わらない軸もあります。
私は「その人の普段の生活習慣をできるだけ再現する」ことですね。
これはずーーっと変わってません。
逆に変わったことは「食事に対する重要性」ですね。
昔は「多く食べさせることが介護士の使命」だと思っていました。
今は「無理してまで食べる必要はないな」と思っています。
どちらが正しいのかはわかりませんが今の自分がそう思うことを突き詰めていきたいです。
介護は「楽しくないと意味がない」と思う
そしてここまで介護を続けてきた方は振り返ってほしいのですが、「介護を楽しいと思えているか」ということです。
もちろん辛いことがゼロであるべきと言っているわけではありません。
辛いこともあるが介護は楽しいものだと思えているかどうかです。
なぜ介護は「楽しいもの」だと言い切れるのか?
それは「介護は人の自己実現を手伝うものであるから」です。
ようは「企業に投資する」とか「アイドルや歌手のCDを買ったりファンクラブに入ったりライブを観に行く」というように、人を応援することは本来楽しいことのはずなんです。
そのなかで介護は「人の生活を手助けする」という行為のはずです。
だから「楽しいこと」のはずなんです。
あくまでも理屈ですが、この理屈を感性が辿れていないのならばおそらくどこかでエラーが起こっています。
それは「上司や同僚にいやなことも強制される」とか「利用者の言うことに反発を覚えるようになる」とか。
それはそれでその人の感性なので、そこを変えるのは難しいですし変える必要もないと思います。
でも辛いことを続けるのは介護の本質に反するとも思います。
そんなときは違う形で介護に携わるなり思い切って違う仕事をしてみるなりで介護との関係を変えていけばいいと思います。
その点介護は人手が不足しているのでいくらでも帰ってこれますし。
介護をする上でもっとも大切なのは「自分が幸せに生きれるかどうか」です。
逆説的ですが。
ここで中断。
初心者用 未経験からでも使える実践介護マニュアル② 【介護歴6年の私のノウハウ】
初心者用 未経験からでも使える実践介護マニュアル②
前回は完全初心者からの取り組み方を解説しました。
今回は「少し慣れてきてからの取り組み方」を解説します。
だいたい3〜6ヶ月ごろから徐々に意識を変えていくといいと思います。
自分なりのケアの指針を決める
利用者の方の特徴も少しずつ把握できてから次のステップは
「何をすればよりよい日常になるか」
を考えます。
そしてその人の日常において「してあげたいこと」を決めていきます。
たとえば私の場合は「できるだけ家で暮らしていたときの習慣や日課は再現できるようにしたい」というのが大きなテーマです。
そのために「毎朝の歩行訓練の時間をつくる」とか「お風呂は熱めのお湯でさっと上がる」とか「その人と部屋で1対1の時間を少しでもつくる」など。
その人その人に合わせて「日常でしていたこと」を知って再現できるように努めています。
これはあくまで私のケースであって、自分なりの介護の軸ができてくればそれに沿ってケアをつくっていけばいいです。
そして初めのうちは「してあげたいこと」は多くないほうがいいです。
なぜならこの感覚が「自分の介護士としての軸」になるからです。
いろいろ思うところはあっても最後に残る思いが「介護士としての介護軸」になります。
なのでそんなに多様にたくさんあっても実施できません。
自分のユニットで目指すポジションを思い浮かべる
そしてこの頃からは「チーム内での自分のあり方」も徐々にイメージしていきましょう。
自分がチームの中でもっとも能力を発揮できるポジションや役割は何なのかをぼんやりでいいので探っていきましょう。
まわりのスタッフのケアをよく観察してサポートする縁の下タイプなのか?
自分の介護をまわりにサポートしてもらうリーダーシップタイプなのか?
あるいは孤高に作業して絵や作品をみんなと共有できるクリエイタータイプなのか?
どれも間違いはありません。
なので「どの仕事のやり方が自分に一番合っているか」で決めましょう。
注意 オールマイティーは基本目指さなくていい
ここで言っておきたいのは
「介護業務のすべてをそつなくこなせるオールマイティータイプは目指さなくていい」
ということです。
もちろん自分が「すべてを万能にこなせるタイプだ」と思うなら目指せばいいと思うのですが基本的に人の能力はどの分野かに偏ります。
大事なのは「得意を伸ばす」ことです。
言い換えると「苦手は人に任せる」ということです。
なぜならそれがチームの存在意義だからです。
みんながオールマイティーになっちゃうとチームの意味がなくなります。
得意な分野を集めてこそチームケアは真価を発揮します。
もしそこで「苦手なことも努力してがんばること」を命じられるならそのリーダーはチームの意味をあまり把握できていないと思います。
なので「自分の特色が必要とされているチーム」に所属できるようにいろいろ探し回りましょう。
介護業界はそれができます。
まとめ
- 自分のケアの軸を探る(利用者の方に対して自分がしてあげたいことこそヒント)
- チーム内の自分のあり方をイメージしていく
- 得意なことを伸ばす意識(苦手は人に任せる)
初心者用 未経験からでも使える実践介護マニュアル① 【介護歴6年の私のノウハウ】
初心者用 未経験からでも使える実践介護マニュアル
実は先月で介護を始めて丸5年が経過し、6年目に突入しました。
完全に未経験から現場でノウハウを構築してきましたので過去の自分に向けて書くつもりで「これから介護を始めてみようかな」と思っている方の参考になれば幸いです。
ひとつひとつ振り返りながら自己研鑽にもなるかと思い書いてみます。
※介護は完全な正解がないという性格上どうしても人の個性や価値観に左右されてしまうところがありますのであくまでも「私が感じた実践ノウハウ」であることをご了承ください。
それゆえ科学的に正しくないような話もあるかもしれません。
初めての人はこれだけ意識すれば大丈夫
まず介護を初めたての人が意識することは
「利用者の方の話を聞くこと」
これだけでオッケーです。
ただし、ルールを作ってください。
①否定しない
②自分の話は極力しない
③相手の顔をみながらリアクションする
これを守って話を聞く役に徹すれば1ヶ月で信頼関係のベースがつくれます。
少し解説を加えると
①否定しないについて
認知症の方との関わり(もちろんそうでない方でも)には相手の言動の否定は基本的にしないほうがいいです。
混乱を招いてしまいますし、どうしたって折り合いのつかない話になってしまいます。
なので相手の話を基本的に肯定するか、うなずいて聞くこと。
そしてもし事実と違うことを尋ねられたら(たとえば「私は明日帰る予定だよね?と聞かれた場合)「私は〇〇だと聞いていますがもしかしたら間違ってるかもしれないのでまた確認しておきます。」というようにあくまでも相手が間違っていることを言わないようにしましょう。
できれば悪者がいない話の進め方がベターですが、どうしてもできないときはこちら側(自分や施設の職員)を悪者にしましょう。
②自分の話は極力しないについて
介護の関わりにおいて、職員側が一方的に話す必要はほぼありません。(まあそんな場面は見たことないですが)
必要なのは「話してもらうこと」です。
基本的に利用者の方は話を聞いてもらいたいと思っていますし、聞いたことのなかでケアにつなげられる情報を集めることができます。
ただし、利用者さんから促された場合は自分の話をしてもいいと思います。
それでも最低限にしたほうが無難です。
実は「話を聞いてくれる人」という印象は信頼関係の構築にかなり大事です。
③相手の顔をみながらリアクションする
そして当然ですが「相手の顔をみて話を聞きましょう」。
初心者はとくに「作業しながら話を聞く」のはNGです。
できれば相手の近くで座って、もしくは目線を相手に合わせてしゃがむぐらいできればベストです。
とっておきの技
実はこれらのスキルを上回る超奥義があります。
それは
「笑顔」
です。
いつも笑顔で笑いが多い介護士に嫌がられている人はいません。
なのでかなり大事です。
しかし人によっては笑いにくい人もいると思いますので参考までに。
次回は慣れてきたらどう振る舞いを変えていくかについて語ります。