takahiro121jpの介護ブログ

介護の現場で働く介護士が福祉の現場を切り開いていくプログ

老人ホームにみる社会構図

特養で勤務していてよく思うことがあります。

それは「ユニットの人間関係はまるで社会の縮図のよう」だということです。

 

仲良しグループができることもあるし、けんかすることもあるし。

噂話みたいなことも広がり方がよくわかります。

本人はなんの気もない言動が受け取る側によっていろいろ解釈されて他人に伝わっていきます。

その人の性格やクセを知っている我々からみれば悪気ないことだとわかりますが、なかなかそれを説明できません。

普通に勘違いや聞き違いとかもあって「あーこうやってウワサは広まっていくのか」と驚きますね。

 

自分の言動もどう思われているのか、客観的な視野が広い人ほど自己分析できるんでしょう。

まさに「周りを知り己を知れば好感危うからず」

俯瞰で物事をみるクセをつけていきたいですね!

 

あと結構よくあるんですが、めちゃ仲良かった人どうしが急に仲悪くなったりします。

人間関係の脆さみたいなものを見てる気がして悲しいなーと思っていたのですが、よく考えると職場でも表向き仲良しだが裏では悪く言ってたりするのを見るのでやっぱりこれも人間社会の性質なんだなーと思います。

これを僕の中では「コミュニケーションはプロレス」だと定義してます。

 

一緒にいるときはタッグチームとして会話して、場外の相手を攻撃するみたいなもの。

だから悪口なんてのは本気で悪く思うときもあるでしょうが、半分はコミュニケーションのルールに則ってる特性もあるんじゃないでしょうか。

 

そう考えれば自分が悪く言われているのを知ったとしても「ああ、場外のプレイヤーだから言われ役なだけなんだろう」ってポジティブ解釈できると思いませんか?

夢の中へ 行ってみたいと思いませんか?(ウフッフー)