人生わりとなんとでもなるので辛いなら逃げましょう 【自分の人生の幸福が最優先】
人生わりとなんとでもなるので辛いなら逃げましょう
先日に編集社の「ディスカヴァー・トゥエンティワン」創業者である元社長(先日に退任されたようです)「干場弓子さん」の著書「楽しくなければ仕事じゃない」を読みました。
なんていうかこの手の自己啓発系とか幸せ✕仕事みたいな著書はつい目に触れると読んでしまいます。
結論から言ってすごく勇気をもらえました。
くだけた文体もかなり読みやすくおもしろくておすすめです。
同じ啓発系やビジネスノウハウ系と比較した中での本誌の主張としては
- 「好きな仕事」は無理して見つけなくてOK!
- 「自分のやり方」を貫く前に「優秀な人を真似る」ことから学ぶ!
- 空気を読まない人こそ結果にコミットできるのでリーダーや経営者向き
- 自分から「与える人」や「相手を好きになる」ことで先出しじゃんけんを主導する
- 優秀な人ほど「謙虚」「素直」「聞き上手」である
・・・などなど。
この本に書かれてあることに限らずですが啓発系の著書は「先に相手に与える行動をするべし」とか「自分の人生は自己責任で選択する」など大まかな流れは同様に解説されているものの、ところどころに若干の差異があります。
たとえばこの本では「人からの誘いは二つ返事でOKを出すべし」(なぜならチャンスは人が運んできてくれるので乗れる波は乗ったほうが得だから)ですが他の啓発書では「自分の興味や生産性を優先して考えて行くかどうか決める」とか「なんなら人からの誘いはすべて断ってOK」という唱えもあります。
ほかにも「好きな仕事なんて見つけなくても得意なことを伸ばせばいい」という解説をされていますが以前紹介した「Testosterone社長」は「好きなことと得意なことは相互に作用する」と説いています。
(まあこの話については両者どちらも同じ方向性の奨励をしているともとれます)
嫌なことからは逃げて自分の人生の幸せや時間を最優先する
まあいつも同じ主張に着地するのですが「自分の人生の幸せや時間を最優先しましょう」ということです。
上記の本にも書かれていますが結局「好きなこと」に触れていないと幸せな時間は少なくなってしまいます。
逆に言うと「嫌な仕事」とか「人間関係」はやはりできるだけ避ける選択をしたいですね。
「嫌なことを主張すると嫌われる」と思って言葉を飲み込んでいるという方には良いお知らせです。
上記の本より「嫌なことを主張できる人のほうが密度濃く好かれる」とのことです。
逆に「八方美人は誰からも嫌われないかもしれないが誰からも好かれない」ということ。
なのでもし「嫌われたくない」から自分の意見を言えないという人は主張しちゃってノープロブレムです。
それを評価してくれる人が必ずいますから。
しかも自己主張はリーダーや経営者にも向いているという高度なスキルなんです。
でも単純に「自分は潤滑油的な役割をするのが向いているから」とか別の理由で主張をしないようにしているという人はそれでもOKです。
それはそれで必要な役割に間違いないですから。
ようは「自分に無理をさせない行動選択」です。
ここだけ意識しましょう。